コンサルタントエッセイ

今日出逢った人、ふっと感じたこと、仕事の話と脱線話。コンサルタント道明のココロ、覗いてください。

BCリーグ・村山哲二さん

[2010/9/21 15:53.05 | Comments(0)]

先週末にとてもステキな方との出会いがありました。

プロ野球独立リーグ・BCリーグ代表の村山哲二さん。

今から30年前。社会人野球は240チームもあったらしいのですが、
数度の不況の度に大企業でさえも休部や廃部が後を絶たず、
現在は80チームに減ってしまったそうです。

サッカーと違って野球はプロチームの下部組織もなく、
プロ以外で野球を高いレベルでやりたい、あるいはプロを目指したいプレイヤー
の受け皿である社会人野球が少なくなってきた・・・・・
それを憂いていた元西武の石毛さんが四国リーグをスタートさせたことは
ニュ-スにも大きく取り上げられましたが、駒沢大学野球部の後輩である村山さんは
2007年に新潟、長野、富山、石川の北信越4県を舞台として
北信越BCリーグ(旧称)を立ち上げたのでした。

それまで村山さんは電通の社員でサッカーのアルビレックス新潟の広告担当として、
J2でのチーム発足の時代からプロモーションやイベント企画を担当し、
「おらが街」のチームに、J1のトップチームでさえ難しい
1試合平均4万人もの観客動員が出来るチームにした立役者なのです。

村山さんは広告宣伝マンとして情熱を注ぎ観客動員に成功する。
だけれどそれは興行的な成功ではなく、新潟アルビレックスというチームが愛されるとともに、
サポーターはチームを通して地域や自分の生まれた新潟県、
そしてそれは自分自身を愛することにつながるのだ
・・・ということが村山さんのたどり着いた結論であり、
それがスポーツビジネスの成功だということを強く感じたそうである。

新潟出身の村山さんは新潟出身の方が東京に出てきたとき
必ず聞かれる3つの質問があると言う。

「お酒強いんですよね?」 「スキーはお上手なんですよね?」
「実家は農家ですか?」

これが新潟県人のイメージであり、仮にそれがアイデンティーと言うのならば、
4つ目に「新潟といえばアルビレックスですよね?」と言われるようになりたいと
思ったそうだ。

そのような体験と想いが、勤めていた電通を辞めさせ、
今度は野球というフィールドで同じことをしてみたい!
と村山さんを突き動かし、BCリーグの設立を決意させた。

サッカーと野球。種目は違えど村山さんの想いは変わらない。
前出の四国リーグがどちらかと言えば、プロ野球選手をいかに輩出出来るか
・・・が成功のバロメーターになっていることに対し、
村山さんのBCリーグはいかにお客さんが継続して野球場に足を運んでくれるか
・・・・「動員」が成功のキーワードである。

それは、BCリーグの理念「地域と地域の子供たちのために」という
BCリーグ憲章にあらわされている。
リアルな言い方をすると、「野球で地域を活性化させる」ということと、
「引退選手も含めその地域で模範となる社会人となる」ということを目標にしている。

「模範となる社会人」・・・選手の長髪、茶髪は禁止。子供のいる前での飲酒や喫煙も禁止etc。
これらを破ったら、即解雇いう厳しいルールもあるそうです。

発足して3年。
スポンサーが見つからない、選手間のトラブルで地元からソッポを向かれそうに
なったことなど、今までの道のりは順風満帆とは決して言えなかったようですが、
だんだんとカタチになっていく手ごたえ、その喜びを感じているような村山さんの
楽しげな表情が印象的でした。

現在は福井、群馬の2県も参加し6チームでの運営となったBCリーグ。

各県出身の社長さん、是非スポンサーになってください!
そして個人の方だったらAED普及のためのプロジェクトに参加が出来ます!

これからも村山さんとBCリーグの物語のページはどんどん増えていくことだと
思いますが、またの機会にその物語を聞いてみたい!

ここには書ききれませんが、そんないい話をたくさん聞かせていただきました。
またいつか、村山さんにお会いするのが楽しみです!

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