北田勝久、王道を往く!

熱く!パワフルに!そして時にはホロリ…とする北田の毎日の”なるほど”のおすそわけ。

闘病記 (8) ~ 激痛と炎症反応

[2012/7/29 22:00.01 | Comments(0)]

食事は、病棟に戻った翌日6月9日(土)に許可が出ました。
もちろん、お粥です。「半分食べても良い。」ということですが、
ベッドに座るのも大変で、なかなか食欲も沸いてきません。
(でも、一生懸命食べましたけれど・・・。)
 
水分も、500ml/日に制限されていましたが、手術後初めて
飲んだ時は、「こんなに美味しいんだ!」と感激しました。
水をたくさん飲むと、血液量が増えて、心臓に負担が
掛かるそうです。
   
   
    
さて、次の試練ですが、急に、左脇腹の激痛に襲われました。
電気ショック療法の時(6月13日)、ストレッチャーに乗り込む際、
「これくらい簡単!」と大胆に体を動かしてしまったんです。

その後、痛みが続き、ついに、僕は、病棟中に聞こえるような声
(情けない声)で、喚き続けました。恥ずかしいという気持ちも
頭をよぎりましたが、格好を付けてる場合じゃありません。
我慢できないくらいの痛みだったんです。
 
ようやく担当医が来てくれて、痛止めの薬を処方してくれて
それが効いたのか?何とか、我慢できる痛さまでになったのです。
 
「心臓の裏まで入れているドレーンが、粘膜に当たって痛みが
 出ていると思います。結構、奥まで入っていますので。」

担当医の言う通りでした。
体内からの出血がなくなり、水も溜まらなくなったので、
6月18日(月)に、3本のドレインを全て抜いてもらったら
痛みはすっかりなくなりました。
 
看護師さんが来る度に、

「痛みはないですか?」 
「あまりの痛さに喚きちらしてしまったよ。」
「みんな知ってますよ~!
 北田さんの声が、病棟中に響き亘っていましたよ~!」
 
と笑われるし、外来の時の担当医が来て、
 
「北田さん、口ほどじゃなかったね(笑)」
 
と言われてしまいました。
 
 
 
その他は、順調と言うか、6月16日(土)に、頚動脈の
点滴は全て取れて左手の点滴のみになり、膀胱に
入っていた管が取れ、酸素マスクも取れ、6月18日(月)に
ドレーンが全て取れ、シャワーの許可も出て、食事もご飯になり、
水分も800ml/日に増え、このまま回復していくかな?と
思っていたのですが、担当医の歯切れがイマイチ悪く、・・・。
 
体内の炎症反応を表す数値(血液検査でわかります)が、
思ったように下がらないようです。
同時に、胸の傷の2箇所から膿のようなものが出てきて
手術前に説明のあった、「細菌感染」がないのか?が
問題になりました。
 
急遽、抗生物質と血液製剤の点滴が始まりました。
少しずつ点滴が減っていたので、また、増えるかと思うと
気持ちが重くなったのを覚えています。

同時に、胸の膿を採取して検査を受けました。
「どうぞ何も出ませんように!」
こういう時は、祈るしかありません・・・。

膿のような液体は、体内の脂肪が溶けたものだと
わかり、炎症反応も下がってきたようで、
ホッと一安心!
 
 
この頃から、食欲も出てきて、また、病院食でも、
唐揚げ、生姜焼き、カレーライス、ピカタ、すいか、etc.
美味しいものもあったので、そこそこ満足していました。
もちろん、いつも完食です。
 
ただし、食事量が増えると、体重も増えて、心臓に負担が
掛かるということで、「病院食以外は食べてはいけない!」
という制限は、退院するまでありました。
(実は、お見舞いの人にいただいたゼリーやプリンを
 隠れて食べたこともありましたが・・・内緒です。汗)

そんなこともあって、手術前に78キロあった体重が、
67キロまであっという間に落ちていきました。
シャワーの時に自分の体を鏡に写すと、何とも貧弱な、
すっかり筋肉が落ちてしまっていて、
「どうやって、筋肉を戻そうか?」
悩んでしまうほどです。
 
ただ、担当医は、

「北田さん、今まで食べ過ぎなんですよ。
 おまけに、間食もするでしょう?
 甘いものも好きそうだし・・・。
 それに加えて、お酒を飲んでいたら
 体重は増えますよ!
 今の体重を維持してください!」
 
と厳しい言葉を言い続けていました。

水分も、相変わらず、800ml/日の制限はあって
食事と薬を飲むことだけで、500ml近くになりますが
汗もかかないので、あまり辛くはありませんでした。
 
  
    
いろんなことが、良い方向に向かっているような気がして
「もうすぐ、退院できるかも?」と自分でも思っていましたし

「いつ頃退院できそうですか?」

と担当医に何度も聞きましたが、はっきりとは応えてくれず
とても慎重な感じでした。

そして、担当医が、

「炎症反応に止めを打つために、もう一度、抗生物質と
 血液製剤の点滴をしておきましょう。」
 
ということで点滴が始まったのですが、退院前の
最後の試練が、僕を待っていたのでした。 
問題は、やはり炎症反応でした。
 
 
次回は、最後の試練から退院までについて書きますね。
 
 
追記:
6月15日(金)の僕の情けない姿です。
見苦しい写真ですが、お許しください。
 
入院 001

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