転職活動中の決断力と行動力。普段の仕事でも発揮できればと思います。

Gさん(34歳)電気設計エンジニア/リアルハプティクス事業会社|転職活動記

 
次の会社に勤める前に、今回の転職の経験が誰かのためになれば、と思い転職記を書きます。

漠然と考えていた転職

僕が転職をしようと思ったきっかけはちょっと特殊なものでした。

30歳のとき転職した前の会社は、高齢の社長のワンマン中小企業で、社長が倒れたらどうにもならないというような会社でした。そのこともあり、この会社に転職した当初から転職を考えていました。

転職当初は3年くらい勤めて転職をすることを目標としていましたが、仕事も激務ではなく、独身の僕には困らない程度の給料をもらっていたので、いい話があったら活動するという感じでした。

そんなこんなでズルズルとその会社で仕事をしてきたのですが、今年の6月にプライベートでかなりショッキングな出来事がありました。その出来事と、これまで思ってきた会社の状況が重なり、「このままじゃいけない」と思い、本格的に転職活動を開始しました。

自然体を通した転職活動

まず最初は、大手の人材紹介会社を利用し市場動向をチェックしました。

また、ベースとなる職務経歴書はあったので、それを元に気持ち固め作業と、スキルの棚卸しなど、自分を研ぎ澄ます作業がメインでした。

面接対策は特にやっていませんが、志望動機を明確にすることと自信を持って受け答えをすることに気を付けました。これまでの面接では、具体的な志望動機がなかったため、どうしても相手の顔色を伺うような、ふわっとした感じの面接になってしまい、失敗を重ねたと思っています。

ですが、今回は「自分を出してダメだったらしょうがない。その時はアンマッチだったと思って割り切ろう。」と思い、自分を押し付けて、”企業で判断して下さいね”というメンタルで臨みました。

今度の転職先は、北田さんに「そこの会社面白そうなので応募して下さい。」と伝えた会社です。実は、他社からも内定をいくつかもらっていましたが、転職先の会社は、まだ会社が大変な時期です。端から見ればもったいないと言われそうです。でも、

  • 事業内容が面白そう!
  • 会社の成長度
  • 僕の年齢的にまだチャレンジできる! 

など、自分の心が欲求するものを大事にして決めました。

これを書いている今はまだ働いていないので、これからどうなるのか楽しみな反面、不安もでてくるかと思います。ですが、決断したことを無駄にしないように、会社の成長と共に僕の人間性も成長したいと思います。決めた以上、頑張るしかないんですけどね。

転職活動で発揮できた行動力や決断力を普段から出したい

今回このような思いがけないタイミングや巡りあわせで転職することになりました。

今、冷静になってみると「あの行動力や決断力を普段から出せよ」と思います。人間、やろうと決めれば不思議なパワーが出てくるみたいです。

何がきっかけで本格的に転職活動を始めるかわかりません。この文章を読んでもらってる時点で、読んでいる方の頭の片隅には”転職”があるかと思います。転職をするしないは別として、自分の強みや弱みの棚卸しなど、自分と向き合う時間を取ってみるのも大事なのではないかと思います。

また、エージェントによっては最初の10分で「これはアンマッチだな。」と分かるような求人を紹介されることもありました。エージェントとの信頼関係、意思疎通も大切だと思います。

転職活動は、スケジュール等、きついこともあったのですが、僕の場合は、普段はあまりやらないことに喜びや楽しみを見つけることによって、転職活動もステキなものになるように感じました。

例えば、色々な会社に行けたこと、その会社の色々な人と話が出来たこと、あと、平日の昼間にするファミレスでの作業が何とも新鮮でした。

色々な方に、様々な出会いがあると思います。ステキな出会いがあることを祈りつつ、僕のこの経験が、読んでいる方々の手助けとなることを願っています。

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コンサルタントのコメント

Gさんと初めてお会いしてから、5~6年経つでしょうか?北田会にご参加頂いたり、何人かでご飯に行ったり、転職とは関係ないお話もたくさんさせて頂きました。転職が決まった後に、真剣に転職を考えるキッカケになったプライベートの出来事についても聞いて驚きましたが、Gさんらしいな~ とも思いました。新しい勤務先でも、Gさんらしさを発揮して、ご自身にもさらに磨きをかけて、事業が大きく成長できるよう、メンバーの方々と協力して、頑張ってください。応援しています!

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