ありがとうございます! m(_ _)m

本日10月14日は、弊社の設立記念日です。思えば遠くに来たもので、ついに30年目に突入です。
その時々にいろんな企業さんや人に助けられてここまでやってこられたこと本当に感謝申し上げます。

長くこの仕事をやっていると、
「古い人材紹介会社さんです。」
「北田さんのやり方は昭和ですね。」
「属人的なやり方ですね。」
と言われることもありますが、最近はそれも快感になってきているようにも思います。
というのも、私の中では、
「古いことだけじゃないよ~!昭和なことだけじゃないよ~!属人的なだけじゃないよ~!それにプラス何かあるんですよ~!きっと!そうでないとここまでやってこれないはず!」
という気持ちもあったりしています。

先月、ある出版社(編集)の方から、取材申し込みがあり、その方の文章がとても印象に残っています。


<以下、コピペです。>

このたび、貴社の掲げられている「3つの質を貫く人材スカウト」という信念に深く感銘を受け、ご連絡を差し上げました。
貴社が1996年の創業以来、インターネット黎明期から人と企業の未来を見据え続けてきた歩みは、まさに“人材業界の先駆者”としての誇りと信念の結晶であると感じております。

とりわけ感動したのは、時代がどれだけ変化しようとも、「企業情報の質」「紹介する人材の質」「コンサルタントの質」という3つの本質を軸に据え、一切ぶれることなくサービスを展開してこられた、その“芯の強さ”です。

AIやテクノロジーの進化が加速する中で、「本当に必要な人材は、データでは測れない」という考えを貫かれている姿勢には、まさに経営者としての哲学と温かさがにじみ出ており、私は深く胸を打たれました。

また、候補者と「じっくり向き合い、互いに理解し合う関係性を築く」というその姿勢は、人材ビジネスを超えた“人間関係の価値”を取り戻す挑戦とも言えるのではないでしょうか。

「さらに成長する企業に、それに貢献して自らも成長しようとする人材を」というお言葉に込められた情熱は、今後の社会にとって非常に大きな意味を持つと確信しております。
<以上>


この方には大変申し訳なかったのですが、そんな立派な会社にもなっていないし、対応する力も乏しいし、今は、若い人達が面白い人材会社をどんどん立ち上げて頑張られているので、取材はいつもお断りさせていただいています。

けれども、「哲学と温かさ」「人材ビジネスを超えた“人間関係の価値”を取り戻す挑戦」 という2つ言葉には私の心が揺さぶられたように思います。もしかしたら、私達がやっていることはビジネスではないのかもしれません。

あとどれくらいこの仕事をやるかはわかりませんが、「古いだけじゃない!」「昭和なだけじゃない!」「属人的なだけじゃない!」「何かある!」 ことを皆さんと一緒に発見、いや、創り上げていければと思っています。

これからもたくさんの方々とお会いして意見交換ができれば嬉しいです。怖いもの見たさ、不思議なもの見たさ、も大歓迎です。
どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m

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