「企業の幅」と「人の幅」

「幅」という表現が良いのかどうか?わかりませんが、求人を頂く時も、候補者とお会いする時も、この「幅」を考えながらお話をしています。

「どんな人でもOKです!」と求人企業さんが言ってくれて、「どんな会社でも仕事でもOKです!」と候補者が言ってくれれば、マッチングも楽なのですが(^-^;、そんなことは無いわけで、良いバランスはどこにあるのか? その見極めが大切&難しいです(;^_^A

求人を頂く時は、「この会社・事業の課題はどこにあるのか?」「求人の真の背景が何なのか?」「人材を紹介した時にどんなギャップを感じる可能性があるのか?」「求人スペックの全てを満たさないといけないのか?」「逆に、こんな能力・経験があった方が良いのでは?」「異なるカルチャー・人物タイプはどこまで可能か?」「経験のない人でもどこまで育てられる環境があるのか?」「成果が出せるまでどれくらい猶予があるのか?」etc.
それにプラス年齢や国籍なども含めて、どこまで採用の可能性があるのか?

そしてそれらは、時期・タイミングによっても異なってきます。
緊急度が高くなってきたり、なかなか目当ての人材が見つからなかったり、課題が大きくなってきたりした時には、スペックが厳しくなったり、緩くなったり、変化していきます。

一方、候補者とお会いする時は、「どこまで深く仕事に関わってきたか?」「どこまで責任を持って仕事をしてきたか?」「経験したことのないことをどこまで挑戦できるか?」「どこまで大変な環境に対応できるか?」「理想と現実のギャップにどこまで耐え、さらには良い方向に持って行けるか?」etc.
それにプラス業種・ビジネス内容や企業規模の大小&知名度、勤務地なども含めて、どこまで考えられるのか?

そして、これらも時期・タイミングによって違ってきます。
日々の努力の中で、自信が付いたり・なくなったり、在籍する会社・事業の状況によったり、場合によってはプライベートでの環境も大きく影響することもあったり、当然ながら変化します。

こんなことを日々考えながら、いろんな企業・人とお会いさせて頂いて、逆に僕が教えられることの方が多くて、それはそれは深くて、これで100点満点! と言えることは無い、永遠のテーマであります(^-^;

僕も「幅」のある人間にならないといけませんね!!!


年内もう少し、頑張ります!!!
                       
                     
                    

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