「権限よりも責任が欲しい!」という人がいい!?

権限があるということは責任が伴い、責任があるということは権限も必要になる、ということですが、ニワトリと卵の関係でどちらが最初か?悩ましい問題です。


ただ、インタビューの中で、あまりにも最初から権限を求めるイメージの会話になると、環境を求めすぎるとか、形式的なことばかりが気になっていると判断されてしまったりします。実際に責任を遂行する力があっても、そう思われてしまう。逆に、大きな責任を全うしようという課題・問題解決の話から入って行くと評価が高まることも多いです。


僕も候補者の方々との面談で、権限の話から始まってしまう時は、「この人は大きな責任を背負って、企業の成長に貢献して頂ける可能性がある人なのか?」ということを判断するために、必死にそれを引き出そうと質問をすることもあります。ハッ!と気付いてくれる人はいいですが、そうでない時は次回にあらためて話をしてみようと思ったりしています。


そんなことを考えていた時に、ある役員さんに、


「『俺にもっと責任をくれ!』という人はいませんか? 
 『権限よりも責任が欲しい!』という人がいいな~!」


と言われた時がありました。


もちろん、そういう人には権限も与えられるのですが、インタビューでの話の入り方は「責任」から入るのがいいかな~(^-^;



『もっと責任が欲しい!』という人とお会いできるのを楽しみにしています!!!

  

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