ひな壇でも笑いが取れる芸人さんのような人材を!?

ある会社の人材開発部の人と意見交換させて頂く機会がありました。

「事前に課題を与えて発表したり、自己紹介したりすることは、ある意味完璧にやれるけれど、咄嗟の質問や課題には、苦手な人が増えているんです。」

「転職相談に来られる人の中にもいますね。若い人だけかな?と思っていましたが、年齢に関係なく、そういう人が多くなっているように思います。」

「いろんな準備をすることは大切で評価をしますが、想定していないことが起こった時の対応で迷ったりすることが多いですね。」

「転職相談に来られた人は、『経歴を聞かれるだろうな・・・』とか、『転職理由をちゃんと話さないと・・・』とか、僕と会う時に考えていると思うんですが、僕がいきなり、『お宅の会社はどんな会社ですか?』、『今、お宅の業界はどうなんですか?』、『あなたが担当している仕事って大変でしょう?』とか、『本当に転職する必要ありますか?』なんて言う質問をするとタジタジになっちゃったりする人もいます。」

「芸人さんにも、ここで笑わせて、あそこでオチをいれて、等々、完璧な台本(ストーリー)を作って、M1グランプリで優勝したり、劇場では笑わせたりするけれど、ひな壇に座ってトークするような番組に出て、その場に合わせたトークが必要な時になると、全く目立たなかったりする芸人さんもいるじゃないですか。今、うちの会社では、想定外のことが起こったり、咄嗟の相手の反応を見て、行動が起こせる人材を育成することや、採用することがとても重要だと思っています。」

「ひな壇でも笑いが取れる人材を探しましょう!」


さて、想定外のどんな質問をしようかな? 意地悪オジサン?
                       
                     
               

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