挑戦する遺伝子をどう引き継いでいくのか?

業績好調! コロナの影響は若干あるものの、長い歴史の中で積み上げてきた成果は確実に出ているが、決して安心はできない! ある役員さんの言葉がとても印象に残っています。

役員さん:「うちの会社には、事業をゼロから立ち上げたり、大きな改革したりした経験を持った人材がいなくなっているんです。当然、創業時の人たちは引退しています。一方で現状を維持したり、少し改善を加えてより良くする経験・能力は備わっているんですが・・・。」

役員さん:「大手企業の場合、新事業を立ち上げるのは、スタートアップベンチャーとは違って、大きな組織を説得&動かさないといけないし、小さい売上では社内で認めてもらえないこともあったりして・・・。」

役員さん:「そういう体験を社員に、いろんな世代で経験させることをして、事業の立上げ、大改革の遺伝子を引き継いでいかないといけないです。」

実際は簡単ではありません。

北田:「役員自ら、それを実践するしかないですよ。プロジェクトの中に各世代の意欲あるメンバーを揃えて、牽引していく。それがうまく行っても行かなくても、会社としてしっかりサポートしていく。それを称賛するカルチャーを育てていく。」

当事者でもない、そんな経験もない私が無責任な発言をしてしまった(;^_^A

さらに持論を展開。

北田:「どんなに儲かっている会社でも、次世代のために赤字覚悟で挑戦する部隊を常に持っているべきだと思うんです。株主さんからは煩く言われるかもしれませんが・・・。ソニーってアイボの事業を辞めてから、苦難の道に入ったと思うんです。」

本当に申し訳ありません(-_-;)

以前にも書いたことがあったんですが、みんな良い会社を作ろうと、ビジネスを大きくしようと頑張るんだけれど、それが実現するとそこが安住の地だと思う気持ちが出てきて変化を望まなくなるし、また、良い会社だからと入ってきた人たちもそれが崩れた時や環境の変化に対応する術を知らない・・・。

グルグル堂々巡りをしているように思います。
本当に難しい!
何が回答なのか?回答なんてない!?

どんな環境でも成果を出せる、結果、売上と利益に貢献できる人材、その可能性がある人材を探し続けるのが私達の仕事です。
なんて難しい仕事をしているんだ!(;^_^A

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