上司への気持ち、部下への気持ち

転職相談に来られる人の悩みの中で、上司との関係から来る悩みが、結構多いように思います。

「上司の考え方とは違うんです。」
「上司は理解できていないし、しようともしないんです。」
「上司は自分の話を聞いてくれないんです。」
「上司の言っていることが、コロコロ変わって・・・。」
「今の上司はどうしてもそんなに能力が高い人だと思えないんです。」
「どうしても上司を尊敬できないんです。」
「こちらの言うことを全然聞いてくれないんです。」 etc.

これらの悩みもきっといろんな背景があるというか、何度かコミュニケーションを取る中でそんな風に思うようになってきたんだと思います。

それを僕は、

「そんな上司を説得するのも、時間を掛けてでも自分の思うように動いてもらうように作戦練って粘り強くやるのも、こちら側の能力だからね~」
「どこに行っても、上司が必ず優秀とは限らないからね~」

とちょっと意地悪な言い方をする時もあるのですが、

「北田さんは当事者じゃないからそんな風に言えるけど、実際には粘り強く時間も掛けて話もしましたよ!」
「それは理解していますが、それにしてもひど過ぎます、自分だけじゃなくて、みんな同じように言っています。」

としっかり悩んで考えた上で転職相談に来られていることが理解できます。

一方、部下のことで悩んでいる人からの転職相談は少ないのですが、

「自分の言うことをなかなか理解してもらえなくて・・・。」
「自分のやり方がまずかったのか、反発されてしまって・・・」
「部下がコミュニケーションを取ってくれなくなって・・・」
「自分の能力が足りなくて、部下に迷惑を掛けちゃって・・・」etc.

きっといろんな背景があるんでしょうけれど・・・。

      
そして、いつも思うのは、

「上司も部下も、人間なんだな~」

ということ。

誰しも自分自身の経験があって、その中で形成されてきたのが今の姿・考え方なので違って当然だし、みんな一生懸命なんだと。

きっと永遠のテーマだと思う!        

そんなことを考えた2月の始まりです。

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