お疲れ様でした!

「お疲れ様でした!」と言うよりは、「本当にありがとうございました!」の方が僕の正直な気持ちです。

ちょうど11年前に紹介させて頂いて、部長、役員、社長、会長と歴任され、今年退任されたAさんと食事をしながら、その時々のお互いの思いや出来事を振り返りました。

北田:「紹介させて頂いた時は会社が一番大変な時で、とてもご苦労をお掛けしたと思います。」
Aさん:「1人のエンジニア、新規事業の研究開発をさせてもらうつもりだったのが、結局、前職での事業立上げ、経営の経験をしっかりと生かすことができました。」

北田:「初めてお会いしたのは北関東のJR駅の上にあるホテルの喫茶でしたね。」
Aさん「他のエージェントは『東京まで来てください』という中、北田さんはわざわざ出向いてきてくれたんですよ。」

北田:「他のエージェントから紹介された案件も内定、しかも提示年収が高かったにも関わらず、一番提示年収が低い会社を選択してくれたんですよね。」
Aさん「社長の熱意が伝わったというか、最終面談の時に『この場で他のオファーを断って欲しい!』って言われ、『そこまで言ってくださるのなら』と覚悟を決めました。」
北田:「社長も凄いですね!」

北田:「Aさんは、依頼する求人内容のこと、どんな人を面接するか、採用するか否か、条件面はどうするか、等々、必ず先に社長の了解をもらっていらっしゃっいましたよね。社長は『Aさんに任せるから!』と何度もおっしゃっていたのにです。」
Aさん「そうでしたかね?w」
北田:「それを見ていた私は、御社へ訪問する時は、まずは社長にお時間を頂きたい、というメールをして判断を仰ぐようにしていました。社長が会って下さるか? Aさんに任せるか? 社長とAさんが一緒に会ってくれるのか? 社長とAさんと他の社員が会ってくれるのか? 等々、それがどういう意味なのか? 考えながらでした(;^_^A 」

北田:「オフ・ビートが出入り禁止になっていた時期があるとか・・・聞いたんですが。それに気付いていない私もダメですが・・・(;^_^A 」
Aさん「あー-あれは社長が勘違いしていたと言うか、オフ・ビートが、紹介した人をまた別の会社に紹介しようとしていると勝手に思っていたようで・・・。」
北田:「え?そんな疑わしいことしてないですよ。」
Aさん「でも色んなエージェントから人材を採用しましたが、結局残って頑張っているのはオフ・ビートから紹介してもらった人だけです。」

北田:「Aさんと社外でお会いすることはほとんどなかったと思うのですが、大きな動きがある時は必ず連絡をくれましたね。今回の退任も日経ニュースで見たんですが、連絡していいものか悩んでいたら、スマホが鳴って、Aさんからの連絡でした。確か京都駅で新幹線からの乗り換えで急いでいる時ですw」
Aさん「そりゃ何はさておいても連絡しなきゃと思っていますw」

北田:「退任して時間が経ってのんびりできていますか? ご夫婦でゴルフを楽しまれているとお聞きしましたので、今度是非ご一緒させて下さい。」
Aさん「是非行きましょう!妻にも北田さんのこと話しているので喜ぶと思います。」
                                                                                                      
                                                       
話は尽きないですが、11年の復習をしているような、心地良い時間でした。
Aさんからも「紆余曲折をご存じの北田さんに11年間の歴史を改めてお聞き頂き、とてもスッキリしました。」というメールを頂いてとても嬉しく思いました。

こちらこそありがとうございました!!!

そう言えば、退任後に子供さん達が家族旅行を計画してくれて楽しい時間を過ごしたそうです。娘さんが「今のお父さんが一番大好き!」と言ってくれたのには感激して涙が出てきたそうです。それを聞いてる僕がウルウル来ちゃいました。

色んな人や企業との出会いが僕らを鍛えてくれます!
今年もあと1カ月半、時間が過ぎ去るスピードに負けずに、濃ーーい時間になるように頑張りましょう!

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