優秀な人材って誰が育てる?

ある人と「優秀な人材って誰が育てる?」というテーマで盛り上がった時のお話です。
                                                                                                                                                      
「うちの会社も優秀な人材を探しているんですが、なかなか思う人が来てくれないので、やっぱり自分達で育てないといけないのかな?と思うこともあるんですが、そんな余裕もなくて、そもそも優秀な人材を育てられる人材がいない(笑)」

北田:「僕らの仕事は優秀な人材を探してくることなので、企業の人材育成に関しての取組やその成果について聞く場面が少ないですが、言われてみれば『人材育成に成功しています』ってあまり聞かないですね~(;^_^A 」

「人材育成・教育に関してのセミナーはたくさんありますし、自社でも社員教育をやっていますが、その成果は・・・というと明確になりにくい。」

北田:「人材育成って時間が掛かるものなので、確かに成果は見えにくいし、それであれば中途採用で、ヘッドハンティングでということになりますし、僕らはそれで商売をさせてもらっているのですが・・・」

「その会社の人材ならどこに行っても活躍するよ、という会社はありますか?」

北田:「うー-ん(;^_^A 僕がこの業界に入った30年前は、メーカーならS社、流通小売ならI社の出身の人材であれば引っ張りだこでしたし、ITベンチャーが出てきた20年前はR社の人材が人気でしたけれど、今はどこの会社というよりも、個人一人一人、しっかり能力を見極めて採用するという、混沌とした時代かもしれません。」

「セミナーや研修ではなくて、日々の業務の中で人材を育てるということが難しいと言うか、育てる側の能力が高くないとなかなか難しいです。鶏が先か?卵が先か?になっちゃいますが・・・。」

北田:「そいういう意味では、『自分は育ててもらったな!』という感謝の気持ちを持っている人を採用するのも良いかもしれません。『ずっと育ててもらおう』という環境を求める人はダメですが、『その恩返しに今度は自分が部下の役に立とう』という人が良いでしょうか?」

「なるほどね。でも若い年代だとそういう感覚を持った人が少ないように思います。ある程度の経験、年齢の人でないと・・・。」

北田:「人ぞれぞれ違った環境で、違った経験をしてきているので、一概には言えないですけどね(;^_^A」

「社内でも『育てる!』という感覚を持った社員をもっと増やしていかないといけないです。どうしても目の前の成果に精一杯になってしまうので忘れてしまいがちです。」

北田:「『人的資本開示』も求められるようになりますし、『中途採用&ヘッドハンティング』と『育成』の両輪を動かさないといけないという、とんでもない大きなテーマに取り組まないといけなくなりそうですね。」

「ですね~ でも、北田さんには優秀は人材のスカウトをよろしくお願いします!」

北田:「プレッシャーを掛けられちゃいましたね(;^_^A」
                                                                              
                                                                           
皆さんの会社の人材育成はどんな考え方でどんな風に進められていますか?
ご自身の部下の育成についてどんな努力をされていますか?

お会いした時に是非、教えてください!

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