資格はないけれど会社への貢献度で勝負!?

経理系職種の人の中に、時々簿記資格を取得していない人がいらっしゃいます。

「経理として生きて行くのなら簿記資格はどこかのタイミングで取得しておいてもらえると嬉しいな!今からでも受験してみたら?」

と仕事柄思ってしまうのですが、じっくりお話をしてみると色々理由もあるようです。

「新卒で入社した会社の上司に、『簿記資格なんて取らなくていいよ。しっかり実務をやって実力を付けなさい!』と言われたんです。」
「経理のスペシャリストになるつもりはなくて、ビジネス・事業をしっかりやっていける人材になりたいと思っていました。」
「受験しようかな?と思ったタイミングで転勤やらプライベートで色々あったりでタイミングを逸してしまいました。」
「会社の仕事の中で自分の実力が上がってきたな!という実感もあって、資格よりも実質だと思うようになりました。」
「無免許でやらせてもらってますw その分事業にはしっかり貢献させて頂きます!」
「簿記資格を持っている人には負けません!」 etc.

一方、求人企業さんに紹介した際の反応も様々です。

「簿記資格を取得する努力をしていない人はどうかな?」
「簿記だけでなく税務のことも勉強する姿勢が欲しいよね。」
「簿記資格を持っていなくても、しっかり実務をやってきて管理職にもなっているし心配ないでしょう!」
「うちの会社にも簿記資格持っていない社員もいますよ。だからと言って実力が落ちるとかはないかな?」
「面接でどれ位の実力かはしっかりチェックさせて頂きます。」etc.

もちろん、私の場合は、「資格を持っている?いない?」だけで判断するつもりはありません。その人が事業にどう貢献できている人なのか?しっかりお話を聞かせて頂ければ嬉しいです。
ただ、異なる意見を持つ人がたくさんいることも事実ですので、その事実をしっかり理解をして、転職活動を進めて行ければさらに良い活動ができると思います。

10月に突入!
大変なことを乗り越えるべく頑張って行きましょう!

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