何をしてあげられるか?

ある会社の人事部長さんとのお話です。

「この人はうちの会社に何を求めているのかな? どういう仕事がしたいのかな? 直接候補者の方々からお聞きしたいですね。それを実現してあげられる可能性があるのか?今のうちの会社では難しいのか? 逆にうちの会社は候補者に何を期待しているのか? その辺の擦り合わせをするのが面接なので、本音でお話ができたら嬉しいです。」

北田:「その人に活躍してもらえるか?という観点からも、やりたいこととやって欲しいことの擦り合わせは重要ですね。」

「でも最近は、『御社は私に何をしてくれますか?』という質問をする強者もいますよ!」

北田:「きっと自分の腕に自信があるんでしょうか? やはり優秀な人材ですか?」

「優秀とは限らないけれど、そう質問をするということは、それが一番大切なこと、という意味だと思うので、うちの会社に何を求めるのか?をしっかり聞きながら、してあげられることを説明していかないといけません。」

北田:「優しいですね。いや、丁寧に対応されていますね。」

「そういうやり取りも選考のステップには大切なことで、そこからその人のことも理解できますから、本音を言葉にしてお互いに良い判断ができるように進めて行かないといけません。」


「なかなか良い人材が見つからない!」という声がたくさん聞こえてくる中、「数撃てば当たる!」的な考え方は少し忘れて、一つ一つの案件を丁寧に進めていくことが重要になってきたと思います。
候補者の方々が求めていること、求人企業が求めていること、経歴書や求人票ではわからない部分についても、「丁寧に!丁寧に!」進めて行けるように頑張ります。

今日で10月も終わり。頑張って行きましょう!

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