遅咲きのサラリーマン?

「遅咲き」という言葉も「サラリーマン」という言葉も、もしかしたら今の時代では死語なのかもしれませんが、先日こんな話題で盛り上がりました。

Aさん:「若い頃も『ビジネスを大きくするためにどうしたら良いか?』『会社にとってどうなるのが良いのか?』『社員のプラスにもなるのか?』 若造なりに色々勉強もして考えて意見を言ったけれど、上司も同僚も後輩もなかなか話を聞いてくれませんでした。」

北田:「『うるさい奴だな~』『そんなに簡単に行くわけ無いだろ!』『変な奴だな~!』『使いづらい奴だな~!』って思われていたと思うよ(笑)」

Aさん:「確かに変な奴ですよね~。どうやったら分かってくれるか?いつも悩んでいました。会社を一度辞めて自費で米国へMBA取りに行ったし、中小企業診断士だって、ビジネス書も片っ端から読んだし、いろんな会社に出向もしたし、でもちゃんと成果を残してきましたよ!」

北田:「会社も『こいつは煩いけれどちゃんと問題解決して戻ってくるな!使える社員だな!』って思ってるんじゃないかな?!」

Aさん:「北田さんに『良い会社を紹介してくださいよ!』ってお願いしたら、『良い会社はあなたを採用しないよ。問題があってそれを解決したいと思っている会社が採用してくれるよ!』って言われたことを忘れません!『その通りだな!』って思いました。」

北田:「そう言えばそんなことを言ったかもね(笑) でも今は立派な部長さんになりましたね!」

Aさん:「遅れ遅れての部長ですよ。こんな遅咲きのサラリーマンでもメリットを感じることがあるんです。1番目は課長時代に役員や上司を説得するのにあれやこれやと苦労したことがとても生きていること、特に目標に向かうパスをいくつも考えて会社&ビジネスにマッチする、且つ社員にもプラスになるよりベターなパスを提案して説得できるようになったこと。2番目は今の会社をいつクビになっても怖くない、どこの会社に行っても貢献できる自信、もがいて成果を出す自信がついたこと、それ故に大胆な提案もできるようになったこと、ですね。」

北田:「過信、油断はいけないけれど、爽やかで生き生きした良い顔をしてるね~!」

超高速な時代の流れの中で「遅咲きのサラリーマン」という言葉に疑問を感じる人もいると思いますが、今日のところは「こんな人もいるんだな~!」っていうことを知って頂けたら嬉しいです。
皆さんのご意見や体験もお会いした時に聞かせて下さい!

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