あとがない話!?

最近はあまり聞かなくなったように感じていましたが、ある社長さんのお話をきっかけに色々考えてしまいました。

「プライベートで色々あって、まさしく『あとがない!』社員もいますが、とても頑張ってくれています!いろんな事情に合わせた働き方も相談しながら、『あとがない』ところからの脱出だけでなく、活躍してもらって年収もアップして行ってもらえるようにしています。」

そんなチャンスを作ってくれている社長さんに社員さんは感謝しているだろうな~と思いながら、以前に転職相談で知り合った人のことを思い出しました。

「会社は倒産、家のローンはたっぷり残っていて、再就職活動もうまく行かず、まさしく”あとがない”状態でしたが、そんな時に今の会社の社長が拾ってくれたんです。本当に感謝しています。お陰で少しずつですが良い方向に向かい始めました。」

そういう環境を作ってくれている会社や社長さんも凄いのですが、そのチャンスをしっかり掴み取れる人も凄いな!と思うのです。

一方で、紹介先の社長さんからこんな言葉を頂いたこともありました。
「あの人の場合、あとがない状態くらいでうちの会社に来てくれないと、せっかく来てもらってもまた辞めていくように思います。」

どんな状態が「あとがない」なのかは人によって違うように思いますが、そんな時にもいろんな選択肢が出てきて、甘い汁の選択肢の方へどうしても行ってしまうようにも思います(私だけ?www)。一発逆転ができるのでは?とか、そこまで考えなくても手を差し伸べてくれる人がいるのでは?等々。

もちろん、「あとがない」状態まで行かなくても、自分の置かれている状況を素直に判断して、素直な言動によって良い方向に進んで行ける人もたくさんいらっしゃいます。

もう16年以上前でしょうか? 当時、アデコキャリアスタッフの社長だった重茂達さんが「35歳までに必ずやるべきこと~運をつかむ人になれ」という著書の中で書いていた言葉『チャンスはピンチの顔してやってくる』は、私が大好きな言葉の一つです。

皆さんの「あとがない話」、お会いした時に教えて下さい。
今年度ももう少しで終わってしまうぞ!頑張りましょう! 

Facebooktwitter
TOP