人材エージェントの機能を果たそう!?

大変お世話になっている人事の方が話してくれました。

「人材エージェントから送られてくる経歴書は、私達が求めている経歴にマッチしているとは思えないものが多すぎます。また、仮に面接に進めても、候補者の方にきちんと説明をしてもらえていないと思うことが多いんです。その結果現場に無駄な負担を掛けてしまっている。人材エージェントの機能を果たしてくれていないので、人材エージェントからの紹介は一旦ストップして、自分達で探してみよう!ということになりました。」

とのこと。

同じようなことを他社の役員さんからも聞きました。

「人材エージェントから送られてくる経歴書を見ても、『面接したい!』という人材が全然いないんです。うちのような会社に目を向けてくれる候補者は少ないとは思っているけれど、あまりにもチンプンカンプンな紹介ばかりで、うちの会社や仕事のことを理解してくれているのかな?と疑っちゃいます。」

こういう背景には、優秀な人材の争奪戦の激しさがあり、そういう人材は現職でバリバリと頑張っていてそう簡単に転職はしないでしょう。また、会社のイメージ・ネームバリューでも候補者の集まりは違うでしょうし、話はそう簡単ではないはずです。

人材エージェントが求人企業から求められている機能は、私があえて説明しなくても良いと思いますが、ただ、こういう話を聞くと、「一丁やってやるか!」と変な(?)気持ちが湧いてきて、「誰か候補者になる人はいなかったかな~?」「誰に相談したらこういう人材が見つかるかな~?」「今までと違うアプローチ(探し方)はないかな~?」 等々、頭の中をぐるぐる回します。

同時に、求人企業さんの歴史、事業の内容/特徴/現状/課題、求人の背景、事業を牽引している方々の特徴、求める人物像、今までの候補者の中でどんな人がいたか? なぜ採用まで至らなかったか? 等々、色々角度を変えて、その都度既成概念はゼロにして考えてみたりしています。

一筋縄には行きませんが、人材エージェントとしてより高い機能を果たすべく日々精進してまいります。
綺麗に咲いた桜の花を見ながら、新年度も頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

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