選んだ道を正解にする!

人材紹介の仕事をしていると、
「えっ、そこに転職するの?」
と驚かされることが時々あります。

今までの会社とは業界も違う、規模も違う、仕事内容も違う、勤務地も違う(転居又は単身赴任)、場合によっては役職も年収も一度リセットすることもあります。

私はそういうダイナミックな転職をする人をみると、
「どんな理由があったのだろう?」
と大いに興味を持ってしまいます。
もちろん本人に質問したりもしますが、今までの経緯や言葉から想像したりして考えます。

1つ目は、「今の会社が嫌だから」だけではなさそうに思います。
もちろん、人間関係が嫌だとか、会社の方向性に納得できないなどの理由もあるかと思います。でもそれだけではなくて、
「このままで良いのかな?」
という疑問を持っている人が多いように思います。

今の会社が嫌なわけじゃない、会社も悪くない、給料もそこそこある。周囲の人がみたら、
「なにを贅沢言ってるの?」
と思われるかもしれません。それでも本人の中では
「このまま5年後、10年後、20年後に、自分はどうなっているんだろう?」
という疑問が湧いてきてしまっていることが特徴なように思います。

2つ目は、「安定」よりも「可能性」を選んでいるように思います。
転職の時には、年収はいくらか? 休日は何日あるのか? 福利厚生はどうか? 会社の規模はどうか? 等々も大事です。
ただ、ダイナミックな転職をする人は、そこだけで判断しているのではなく、
「この会社に入ったら、自分は何ができるようになるだろう?」
「この人達と仕事をしたら、どんな世界が見えるだろう?」
「5年後、10年後に、どんな自分になっているんだろう?」

つまり、今の安定よりも、将来の可能性に賭けているんです。
これは誰にでもできることではありません。今まで築いてきたものを手放すのは、やっぱり怖いですから!

3つ目は、「やりたいこと」が全部見えている必要はないように思います。
「自分はこれをやりたい!」
と明確な人もいますが、逆に
「なんとなく、こっちのほうが面白そう!」
「この人と仕事をしてみたい!」
「今までとは違う世界を見てみたい!」
という感覚で転職する人もいるように思います。
実際に動いてみて、
「自分がやりたかったのはこれだったのか?」
と初めてわかることもあります。

動いたからこそ見える景色があると思います。

4つ目は、「覚悟」があると思います。
単なる勢いとは違います。
周囲からみると
「よくそんなところに行くなあ。」
と思うような転職でも、本人は結構しっかり考えていると思います。
家族のこと、お金のこと、これからのキャリアのこと、もし失敗したらどうするのか?等々、色々考えた上で
「それでもやってみよう!」
と決めています。

つまり覚悟があるんです。覚悟というのは、
「絶対に成功する」
と思うことではなく、
「失敗するかもしれない。それでもやってみる!」
ということだと思います。

5つ目(最後)は、「選んだ道を正解にする」ということだと思います。
転職というのは
「正解の会社を探すこと」
ではないと思います。
どこに行っても、良いこともあれば、嫌なこともあるし、思っていたのと違った、ということだってあります。
だからこそ
「自分が選んだ道を正解にしていく!」
という気持ちが大切だと思います。

未来が見えているから動くのではありません。未来が見えないからこそ、自分で未来をつくりに行くという気持ちが大切だと思います。

もちろん、誰もがダイナミックに転職する必要はありません。今の会社で頑張ることも立派な選択肢です。
ただ、もし今、
「このままでいいのかな?」
と思っているのであれば、たまには少し大胆に動いてみるのも良いかもしれません。

私からいろんな転職事例をお話することもできますし、皆さんの転職経験も色々聞かせていただけると嬉しいです。

もう9月です。少しは涼しくなることを願いつつ、心は熱く持って頑張ろう!!!

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