居なくなってから上司の凄さがわかる!?

大先輩の元部下だった人とお会いさせて頂きました。

元部下の方:「あの人の部下だった時は最悪だった(笑)『こんなことまで自分にさせるのか? こんなひどい人はいない!』と本当に思っていたんですが(笑)、あの人が異動で居なくなって、自分がその役割を担うとなった時に、あの人が残してきた実績に驚き、それを引き継いだ自分に乗っかってくる重圧に潰されそうになったんですよ。あの人が居なかったら、うちの会社の海外でのビジネスはここまでにはならなかったと思います。自分なんか、そのほんの一部にしか貢献できていなかったことに愕然として、自分が後任で良いのか?悩みました。」

北田:「そんなに最悪だったですか?(笑)今度、先輩に会ったら話しておきます。会社を辞めようなんて思わなかったですか?」

元部下の方:「最悪でした(笑)そりゃ、会社を辞めようと思ったこともありましたよ。でも、その時なぜか、『あの人と同じことを自分もやってやろう! いや、違うやり方でもっとビジネスを大きくしてやろう!』って思ったんですよ。あのまま降参するのは悔しいしね!」

北田:「結果、良い上司と部下の関係のような・・・」

元部下の方:「良い関係なんかじゃないですよ(笑)できればあんな関係じゃない関係で、もっと違う上司と部下の関係はあるはずです。少なくても今の時代には??? 若い人は拒絶するでしょう? でも、残念ながら、そういう経験をしたお蔭で、どこに行っても、どんな悪い環境であってもやって行けそうな変な自信がつきました(笑)」
 
 
面白いお話を聞かせて頂きました。

転職相談に来られる人からも、

「尊敬していた上司がやめてしまって・・・」
「今の会社に尊敬できる人がいなくて・・・」
「新しい上司と合わなくて・・・」 etc.

という転職理由を良く聞きますが(それも納得しますが)、視点を変えて、

「尊敬していた上司がいない環境でどこまでやれるかやってみよう!」
「自分と合わない上司とどこまでやれるかやってみよう!」

という視点で頑張ってみるのも面白いかもしれません。
 
 
<どんな経験も全てプラス!!!>

転職相談に来られた人への僕の口癖です(;^_^A
 
 
 

Facebooktwitter
TOP