「途中物語」を聞かせて下さい!

ある役員の人と 「経験って何なの?」 という話題で盛り上がりました。

役員さん:「求人票に、財務経験3年以上とか、法人営業3年以上とか、BtoC事業経験5年以上とか書かせてもらっているけれど、3年、5年やっていれば、その仕事をしてもらう上での一通りの経験、それなりの苦労やイレギュラーな経験をしているだろう、という推測をして書いているんです。」

北田:「そうですよね! だから面接では、その中でどんなことを経験してきたことを聞きたい、あるいは確認したいのが求人企業さんなんだと思います。」

役員さん:「『売上目標を達成しました』 『部門トップの成績を上げました』 『事業の成長に貢献しました』 『表彰されました』 etc. と一生懸命アピールしてくれるのはありがたいし、それは凄いことだと思います。

でもその反面、自分達が聞きたいのは、『なぜそれが達成できたの?』 『あなたと他の人との違いは何なの?』 『そこにたどり着くためにどんな努力をしたの?』 『どんな苦労があったの?』 『面白いことなかった?』 ということだし、そこを感じ取りたいんです。」

北田:「面接でもそういう質問をされるんですよね?」

役員さん:「もちろんです。シドロモドロになる人もいますし、予想もつかなかった面白い経験をしている人もいますし、反応は様々です。そういう経験をしていても、表現が苦手な人もいますので、優しく聞いたりしながら感じ取れるようにも努力をしています。」

北田:「実績(結果)って大切なことだけれども、途中で寄り道をしたことやトラブルの経験って大切だと思います。その途中でどれだけ動けるかが、その人の価値にも繋がっていると思います。」

役員さん:「北田さんも 候補者の人達の 『途中物語』 をしっかりインタビューして下さい!」

北田:「『途中物語』 頂きます!☺️」


お会いした時には、皆さんそれぞれの 「途中物語」 を聞かせて下さい!

毎日猛暑が続きますが、しっかり体力をつけて頑張りましょう👊

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