技術は本当のところが解らない!?

先週、エレクトロニクス業界の「生産技術」関連のお仕事をされている3人とお会いした時のお話。
3人から同じような質問を頂きました。

 
「今まで転職活動をしていて、何か疑問に思うこと、聞いておきたいことありませんか?僕で良ければアドバイスさせて頂きますが・・。」


「転職エージェントから求人票を見せてもらっても技術の本当のところが解らないんです。何が困っているのか?何を求めているのか?もちろん、エージェントに聞いてもわからないしもう少し情報が欲しんです。」


「その辺はなかなか難しいですね。技術的なところは、その会社のノウハウでもあってそこで何が問題になっていて、ということは誰が見るかわからない求人票で、表現はできないでしょう?逆の立場(求人を出している立場)で考えれば当然のことですよね。」


「でも間に入るエージェントがもう少し解っていて欲しいですね。」


「申し訳ありません。そういう僕も全ての技術を 理解できていないですが(汗)、できるだけ、企業の社長や役員さんの言葉を素直に伝えるようにはさせて頂いています・・・。面接に進むことで少しずつ理解できてくると思います。求人企業も自分達が欲しい技術を持った人でなければ採用しないですしね。」


「面接に行っても、良く解らないことが多いです。」


「そういう時は、再度時間をもらうか? それでも 理解できない時は、断るしかないですね。」


 
なかなか悩ましい問題です。

でも、面接で質問をして、自分が知りたいことを引き出すと言うか、聞き出す能力も必要ですし、明確に話してくれなくても、その答え方や雰囲気で、察する力が必要になります。書かれていること、発言されたことで、全てが解るはずがありません。当事者以外の意見や感想、その場の雰囲気も含めて、察する力!大切です。


もちろん、僕らも同じです。

求人企業との打合せで全てが解るわけではないし、人材との面談でもその人を全て理解できる訳ではないので、如何に企業や人の情報を集めて、どこまで正確に伝えられるか?できるだけ多く企業の方々と接する機会を作ってもちろん、多くの人材とも接する機会を作って、日々、情報収集です!!!

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