当初は求人スペックが明確でないケースもあります!?

僕らに届く求人と言えば、「職種/役職/仕事内容/応募資格/勤務地/想定年収」 が明確になってご依頼頂くケースが殆どですが、中には、ボヤ―っとしたというか、大雑把にご依頼を頂くケースも結構あります。それは、社長さんや役員さんからご依頼を頂くケースが多いです。
            
「海外事業をテコ入れしたいのだけれど・・・」
「通販事業を強化したいけれど・・・」
「デジタルマーケティング部門を強化しようと思うけれど・・・」
「営業部門の改革をしようと思うけれど・・・」
「子会社事業の建直しをしているけれど・・・」
「ファイナンス部門の核になってくれるような人はいませんか?」
「営業拠点のテコ入れ、業績をしっかり上げてくれる人はいるかな?」 etc.
                  
当然ですが、僕の中で、人物像を創るために、
                               
「どんな人がいいですか?経験は?人物タイプは?年齢は?」
「どれ位の年収が出せますか?」 etc,
               
と質問をするものの、
                
「どんな人が良いと思いますか?」
「どれ位の年収を出せば、良い人材が来てくれますか?」
「必ずしも同業界でなくても良いと思ったりもしますが、どう思います?」
                    
と逆に質問をされたりして、求人企業さんも相当悩まれていることが理解できます。
                    
そんな時は、僕の方で、
                   
「こういう会社でやってきた人がいいんじゃないか?」
「こんな人物タイプがいいんじゃないか?」 etc.
                
といくつかの仮説を立てて、今までお会いした人材のDBを検索したり、転職サイトに面白い人がいないか?検索したり、いろんな人にアドバイス&ご紹介を頂いたりして、候補になり得る可能性がある人には、時間を掛けてでも、土日でも夜でも会いに行きます。
                
そして、そんな中から、
                
「この人なら、求人企業さんがきっと気に入ってくれるだろう!」
                      
という人をリストアップして、ご紹介に進んでいくのですが、この時に候補者の人達が、求人スペックが明確になっていないこと、面接というより情報交換的なところからスタートすることを理解してくれないと進めることができません。
                  
企業さんによっては、
                    
「まずはお互いに理解し合うところから始めさせて欲しい・・・」
「我々がその人から教わるところから始めないと・・・」
「我々のダメなところを知ってもらって・・・」
「その方のやりたいこと、希望を聞いた上で、向かい入れるポジションを考えたい・・・」
「どう進めるのが良いのか、その方とも相談しながら進めたい・・・。」 etc.
               
というケースも多々あります。
             
こんなケースに、
                
「そういう企業の経営者の方々とお話ができるのは、自分の勉強になります。」
「自分の可能性を探る上でも、非常に有意義だと思います。」
               
と、ご理解を頂ける候補者の方々には、本当に感謝です。ありがとうございます!!!
                
もちろん、拒否される方もいらっしゃいます。無理なお願いをしてしまって、ご迷惑を掛けて申し訳ありません。
                        
そういう面談(情報交換)を何度かやっているうちに、求人企業さん側が、候補者にお願いしたい「ポジション、役割、年収など」を纏めると言うか、ご提案が出てきます。
ここまで来れば、求人企業さんも覚悟を決めて、候補者の希望が叶えられるような提案となります。条件面もかなり考慮されたものになります!!!
                   
                              
求人企業&候補者共に、結構、面倒な手順になりますが、互いにしっかり理解し合って、入社後にも良い結果が出ることが多いです。
               
こういう案件を幾つ実現できるか? 僕らの実力が問われます。
さて、今週もアチコチ飛び回りますので、よろしくお願い致します。
                  
                     
                       

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