修正能力を持った人材を育てる!?

特定分野でがっちりビジネスを拡大している会社の役員さんに久しぶりにお時間を頂きました。
「業績は好調!(決して満足していらっしゃらないようですが・・・)」ではあるものの、社員採用・教育では色々悩みがある様子です。
       
北田:「どうしてそんなにシェアを拡大できるんですか? 他社よりも技術力で優っているんですね!」
役員さん:「そうであってほしいですね(笑)」

北田:「具体的に何が違うんですか?」
役員さん:「この業界のお客さんが、何を望んでいるのか?何を悩んでいるのか? 理解し辛いんじゃないですか? そんなに大きなマーケットでもないので興味を持って見ていないかな?」

北田:「確かにそうかもしれませんね・・・」
役員さん:「分かりにくいので、中途採用でも苦労していますし、新卒で入った社員も悩んだりして辞めて行く人もいたりしますね。残念です。中堅社員の充実を図りたいので、是非、お願いしますよ!」

北田:「最近の入社された社員の特徴ってありますか?」
役員さん:「今の若い人達は、『成果主義』という言葉を聞いて育ってきているので、『成果をあげなきゃ!』という気持ちが強くて、壁にぶち当たった時に弱いんです。『自分はダメだ。評価が下がる?』ってすぐに思っちゃうんですかね~?」

北田:「そんな時にどんなアドバイスをするんですか?」
役員さん:「今までのやり方&考え方でうまく行かないんなら、やり方&考え方を修正してみようよ!いろんなやり方&考え方を試してみようよ!って言ってるんです。」

北田:「経験が少ないと、それも思い浮かばないこともあるんでしょうね。」
役員さん:「だから、壁にぶち当たった時に、修正することを教えてあげると言うか、導いてあげる上司がいるかどうかも大きなポイントになるんです。若手だけでなく、社員を導いてくれる中堅社員も、できるだけたくさん育てていく必要があります。時間が掛かりますけど、やるしかないんです。」
       
        
久しぶりでしたが、話せば話すほど、勉強になることばかりです。候補者(人材)と向き合った時に、何を話さないといけないか? どういうポイントを観なければいけないか?
       
さて、今週も頑張りま~す!!!
     
   

Facebooktwitter
TOP