本当の転職理由は・・・?!

ある役員さんとのお話。

役員さん:「面接で転職理由を聞いた時に、『それは本当の理由なのかな? それだけで転職するかな?』と疑ってしまうんです。『自分だったらそういう理由だけで転職するかな?』って考えてしまう。」
                 
北田:「私も仕事柄、本当の転職理由を知りたいと思うのですが、『こんなことを言ったら不利になるかな?』という気持ちもあるでしょうし、『自分の弱点はあまり言いたくない』という心理もあるでしょうし・・・。」
         
役員さん:「面接は応募者の弱点探しをしているんではなく、自分達の会社への協力者を探していて、そりゃ個人それぞれ過去の事はあるでしょうけれど、それを踏まえてどう頑張ってくれるか?が大切だと思っているんですが・・・。北田さんはどうしてるんですか?」

北田:「その通りですが、人によって色々です。自分のことをたくさん話してくださる人もいれば、なかなか言葉少なで話してくれない人もいたり、初対面でなかなか色んなことを話せる人は少ないです。」

役員さん:「そんな時、どうするんですか?」

北田:「これだという解決策はないですが、転職理由って一つじゃないと思うので、転職活動を始めてみようと思うまでに、いろんな出来事があったり、悩んだり、人の意見を聞いたり、その経緯を聞くようにしているつもりです(;^_^A 他責というか、会社や上司や家族や、自分以外のことだけを理由にしている人は、少し厳しく突っ込んで質問したりします。『どう答える人かな?』って。笑顔でですけど(笑)」

役員さん:「それでもなかなか難しいですよね?」

北田:「そうですね。私達の仕事は、候補者の方々や求人企業さんとも、お互いにより深く理解し合うことが大切だと思っています。そんな中で、求人企業と人材を結びつけられれば、よりベターなマッチングが可能になる。でも、完璧なんてなくて、永遠のテーマのようです。」

役員さん:「求人企業である我々の永遠のテーマでもある、ということですね!」

北田:「転職理由というのはデジタルな数字で表せないので、どちらかというと、『今までの経緯や、ご自身の反省も含めて、言葉でどう表現する人か?』を見るしかないようにも思います。」

僕と会う時は、求人企業さんも、候補者の方々も、本音でお願いできれば嬉しいです!

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