応募資格は要らない!?

大胆なご意見を頂いてしまいました。

「北田さん、『求人票の応募資格という項目は要らないんじゃないか、書かない方がいいんじゃないか?』って思うことがあるんです。」

「え? 応募資格は求人企業さんが求めている人材像を描くのにとても重要な情報なんです。求人企業さんの課題になっていることがこの内容からも解ります(;^_^A もちろん、応募する人も自分にできるか?できないか?の判断材料になります。」

「そうなんでしょうけれど、これがクローズアップし過ぎると、入社してきた人が、『これさえやっていれば良いんだ!』と満足しちゃって、新しい技術を身に付けようとしないような気がして・・・。『未経験でも飛び込んでやってやろう!』という人の方がいいかも?って思うこともあります。」

「もちろん、今までの経験に留まらず、新しい情報・技術を常に習得していくパワーと粘り強さを持っていなければいけないですが、求人票(応募資格)の問題ではなく、面接プロセスでお互いを理解するステップをしっかり積み上げることが必要かと思います。」

そんな会話をしたあとに、別の会社の方から、

「得意なスキル・技術を持っていることはとても重要だけれども、経営をしている立場から言うと、そこだけではなく、『苦手なところ、新しい情報や技術のこと、今まで興味を持たなかったことにも、経験&知識の幅を広げて行って欲しい!』と思うんです。私はそんな人材を探しています。」

というご意見を頂きました。

お二人共に言っていることは同じで、

「常に、新しい知識の習得に努める気持ちと実行力を持っていること。
 今まで培ってきた経験、知識だけにしがみついていては動きの早いこの時代について行けない。現在持ち合わせている知識をさらに発展させ、且つ新しい知識を次々に仕入れ、自分のものにしてゆくパワーが必要である。」

ということになるのでしょうか?!

それにしても、当たり前のように見ていた求人票・応募資格だけれど、当たり前ではない質問・意見を頂くことは、とても勉強になります。
もっともっと、当たり前に思っていることに疑問を持たないといけないです(;^_^A

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