動物園か?金太郎飴か?

先日、コンサル会社の人と雑談する機会がありました。
                               
                                 
「最近、動物園のようにいろんな人材がいる会社って少なくないですか? 社風がはっきりしているというか、同じような考えの人材が集まっていると言うか、そんな気がしています。余計な心配かもしれませんが・・・。」

北田:「そういう会社もあると思いますが、『この会社は面白い人材がたくさんいるな~!』って感じる会社もありますよ~。不謹慎ですが、『この人ならスカウトしたいな~!』っていう時もあります(;^_^A」

「そうかな~?同じようなタイプの人が集まっていることが多いように思います。結局、金太郎飴を作っていないか?と・・・。」

北田:「ベンチャー企業は、スピード感を持って一気に成長させないといけないから、同じような考えの人を集めないといけないと思います。一時良く言われた大手企業の金太郎飴とは違うと思いますよ。」

「そうかな~!? どんな企業も結局は金太郎飴に近づいて行くように思うんです。経営陣だって同じ考えの社員の方がマネージメントはやりやすいし、社員だって同じ考えの人がたくさんいた方が安心できると思うんです。『社風に合う?合わない?』っていう話は、金太郎飴に近づいていくキッカケになるんじゃないかと・・・。」

北田:「うーーん、一概にそうとは思わないですけど・・・。会社というのは成長段階によって必要な人材は異なると思うし、経営者も『もっと会社を大きくしたい!』と思っているでしょうから、同じタイプ・考えの人だけを集めていたら、自ずと限界が来ると思います。それをそうならないように指摘していくのが、コンサル会社の役目では?(笑)」

「いやいや、コンサルなんて微力ですよ。結局は、事業を牽引している社長や役員の考え方次第です。」

北田:「もしかして悩んでいる?(笑)」

「・・・・(笑)」

北田:「会社ってその歴史、社長の経験/志向/能力、役員の経験/志向/能力、社員の経験/志向/能力がミックスして、ハーモニーを奏でるわけだから(臭いなw)、時には動物園だったり、時には金太郎飴だったりしても良いと思うし、僕の仕事からすると、それぞれの会社の特徴・個性がしっかり出ていたり、面白い個性を持った社員がたくさん居る会社の方が、候補者に話しやすいです。」
                                                     
こんな雑談もたまにはいいな~ って思ったのでした。
                        
                            
皆さんの会社は、動物園ですか? 金太郎飴ですか?
皆さんにとっては、どちらが働きやすいですか? どちらが楽しいですか?
動物園、金太郎飴以外の比喩はないですか?
お会いした時に聞かせてください。
                         
                       
                         

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