2021/09/14
オン・ボーディング(on-boarding)
カテゴリー 北田勝久、王道を往く!|ブログ
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お恥ずかしながら、「オン・ボーディング(on-boarding)」という言葉を初めて聞いたのが約3年前、面接の場に立ち会った時です。
「北田さん遅いよ!何の仕事をしてたっけ?」
とお叱りを受けそうですが、その時は、
「これってあの人がやっていたことだな~!」
と、僕がこの仕事を始めたばかりの時に、某商社系システム会社の人事のオジサンを思い出しました。この人はもう60歳に近かったと思うのですが、採用の窓口でもあって、採用・入社が決まった人に対して、
「北田さん、入社後にスムーズに仕事に入れるように、入社前に一度会って、入社後にどんな風に仕事を始めてもらうか、それに対して質問や不安に思うことはないか、一緒に仕事をする人たちともザックバランに話す場も作ろうと思います。」
と言っていたこと、そして、入社後も、
「北田さん、安心して! 彼とは週1回話をしながら、困っていることはないか?メンバーと良いコミュニケーションが取れているか?フォローして、彼も頑張ってくれたので、スムーズに戦力になってくれているよ~」
と笑顔で話してくれたのを思い出します。
新しく採用した人材を会社の一員として定着させ、戦力化させるまでの受入れプロセスを、より体系的&継続的なプログラムとして実施している企業さんの話を聞くことが多くなった反面、中途採用の定着&戦力化に悩んでいる企業さんもまだまだ多いように思います。
ちょっと「オン・ボーディング(on-boarding)」という言葉を知っただけで、偉そうに言える自分ではないですが、悩める企業さんにもいろんな情報を提供出来たらと思っています。
アメリカでは、新しく入社する人を船や飛行機の乗組員に例えて、「Welcome on board!(乗ってくれてありがとう)」という言葉を掛けるそうで、これが「オン・ボーディング(on-boarding)」の語源になっているそうです。
皆さんの会社ではどうですか?


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