2022/02/08

そんなに格好良く見せなくても大丈夫！？

ある役員さんと盛り上がったお話です。

役員さん：「私との面接の時に、一生懸命アピールしてくれると言うか、格好良く見せようと説明してくれる人が結構いて、『そんなに格好良く見せようとしなくても大丈夫だよ！』っていつも言ってあげたくなるんです。」

北田：「あーーありますね～。そんな時は、『それはどうして？』『どんなことができたの？』『え？それはどうして？』と繰り返して質問をしていくと、ツジツマが合わなくなって困ってしまう人もいます。」

役員さん：「北田さん、結構意地悪ですね（笑）」

北田：「かもしれないですね(;^_^A。」

役員さん：「格好良く見せるよりも、『今の自分の実力はどれ位で、これからどんな風になりたいのか？　それに対して自分の何が足りないのか？　それに対してどんな努力をしていくのか？』　そんなことをご自身の言葉で聞きたいんですが・・　」

北田：「先日、転職相談に来た人が言っていたんですが、『面接では嘘はいけませんが演じて下さい』って人材エージェントからアドバイスされたそうです。」

役員さん：「北田さんもそんなアドバイスをしているんですか？（笑）」

北田：「私は、『面接はお互いを正しく理解し合うための場所なので、たくさん質問をし合ってください。合格するための面接ではなく、お互いを正しく理解し合うための場です』って話してます。」

役員さん：「いいですね～。うちの会社のこともしっかり理解してくれたら嬉しいです。成長させるために課題があって、そこを何とか力になって欲しい、と言うところをね。簡単じゃないですけれど。」

北田：「面白い人を紹介できるように精進してまいります(;^_^A」

どうしてもアピールしようとして、自分自身を大きく見せてしまう気持ちは理解できますが、それ自体がミスマッチを起こしてしまう大きな原因になります。それは、人材側も、求人企業側も、同じです。

誠実に、等身大で、相手に敬意を示しつつ、ザックバランにお話ができる面接の場をコーディネートしていきたいです。

ガンガン行きます！