「成長環境への期待」vs「戦闘力への期待」

最近、エンジニアの人達と盛り上がった話題の一つです。

「30歳前後で5~6社目というエンジニアがゴロゴロ居て、戦闘力が高いわけでもなく前向きでもなく、『この会社は、若手の成長環境がない。』と平気で言えて、次の会社のことばかり考えているんですよ。」

「負担は軽く余裕があっても仕事を選ぶし、すぐ辞めるので、上司はきついことも言えなくて、でも、顧客から求められるレベルは高く、結果できる人(上司)に仕事が集中してしまいます。」

「上司は大変忙しくて、部下の面倒を見る余裕がなくなって、部下からすると『上の人は自分の仕事を見ていない。何をやっているかわからない。』となって、『成長環境がない。』となって行く悪循環。」

「会社側は起業精神というか、戦闘力を求めてくるわけで、環境が整っていなくてもガンガン前に進める人材が欲しくて、どんどん人材募集をする。」

「ベンチャーあるある、かもしれませんが、お互いに何とかならないのか?とも思うけれど・・・。」

「現実的には何が正しいかわかりません。若者の方が時代を先取りしていて正しいかもしれません。でも、間違いなく自称技術者が増えて行きます。会社側もいつまでも『若い!安い!うまい!』などと考えないと思いますが・・・。」

「自分が成長できていない理由を会社だけに求めない!
 ビジネスがうまく行かない理由を社員だけに求めない!」 

「若手の企業に対する『成長環境への期待』と企業側の若手に対する『戦闘力の期待』が見事にすれ違っていますね。これだけで本1冊書けそうなくらいです(笑)」

          
時にはこういう話で盛り上がるのも面白いです。と同時に、その中で僕らの仕事の課題を再確認することができます。

「人材」と「企業」のすれ違いを如何に小さくできるか? これからも挑戦していきたいと思います。頑張ります!


   

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