手書きの手紙 - 時代が変わっても!?

ちょうど1年前位でしょうか? あるクラウドサービスで成長している企業の営業の人達とご飯をご一緒させて頂いた時のこと。

北田:「ネット広告からの問合せに対応する反響営業が主たる仕事になるんですか?」

「いえ、待ちではなくて、自分達もメールはもちろん電話でのアプローチも、そして今の中心は、企業の社長や役員さん宛に手紙を書いているんです。手書きの!」

北田:「手書きの手紙を書く担当の人がいるんですか? 字が上手い人に書いてもらっているとか?」

「いえ、自分で書いてます。」

北田:「えー-!それって、僕らが30年前にやっていたことですね(笑)手紙って最後まで整った文字で書くのは難しくないですか? 僕なんか、何度も失敗してなかなか最後まで書けずに苦労しましたよ(笑)」

「頑張って書いてます!」

          
その時、僕は、

「インターネットが出てきた時は、手紙なんてチマチマ書いていては効率が悪い。ネットを利用してたくさんの人達にリーチして大きく成果をあげるんだ、ってやってきたけれど、ネットにも限界があって、さらに顧客を増やすためにはということになると・・手書きの手紙なのか!? これは時代を逆行しているような感じだな!」

って思ったりしていました。

そんな中、僕にも営業の手書きの手紙が届きました。整った文字でとても読みやすい手紙だったので、「この人も頑張ってるんだな~」なんて思いつつ、先週、別の企業の人にそのことを話したら、

「私達も手書きの手紙を書いています。コピーしていますが・・・(;^_^A」

北田:「どうですか? 成果出ていますか?」

「ネット広告、電話やメールよりも成果が出ていますw」

北田:「えー-! 時代が逆流してるよ(笑)」

ネット広告、電話、メール、飛込営業、手書きの手紙、・・・。
もちろん、提供するサービスも向上させていく必要もありますし、BtoBビジネスか、BtoCビジネスかによっても違いがあると思いますが、それぞれの営業手法に限界がきたら、どうするんだろう? 新しいテクノロジーが出てくるのかな?

お会いした時に皆さんのご意見をお聞かせください。


                                  

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