ゲーム理論のお勉強!?

ある人とオーナー会社へ転職する時の考え方や自分の経験などについて意見交換をしていた時でした。

「ゲーム理論のハトタカゲームでは、先にハトを出して、その後は相手が出した選択を次の回に出し続けるというのが良い戦術になるそうです。先に与えるのが大事ですね。」

と言われて、

「なんだそれ?」

となってしまった自分を恥ずかしく思い、早速、検索してみると、Wikipedia では

「ゲーム理論とは、社会や自然界における複数主体が関わる意思決定の問題や行動の相互依存的状況を数学的なモデルを用いて研究する学問である。数学者ジョン・フォン・ノイマンと経済学者オスカー・モルゲンシュテルンの共著書『ゲームの理論と経済行動』 によって誕生した。」

とのこと。

それでも何のことかわからず、アマゾンで書籍を検索すると、最近出版されたものがなく、やっと読んでみようと思った本は、『ゲーム理論・入門 人間社会の理解のために 岡田章 著』で、この本は、初版が2008年8月第1刷発行、新版2014年9月第1刷発行、新版2022年3月第9冊発行 と書かれていて、随分前から注目されてきたのに、自分は一度も勉強していなかったことに恥ずかしくなってしまいました。

さて、「ハト・タカゲーム」の話に戻ると、「世の中の色んな交渉の中で、相手との対立を避けて平和的な戦略(ハト戦略)をとるか? こちらの利益を大きくするために交渉決裂のリスクがあっても好戦的な戦略(タカ戦略)を取るか? 双方がどちらの戦略を取るかということで、双方がハト戦略であれば共存共栄で交渉はまとまるし、一方がハト戦略で、他方がタカ戦略であれば、交渉はまとまるが、タカ戦略を取った方がより有利な状況で交渉はまとまる。もし双方がタカ戦略を取った時は、交渉が決裂するリスクが高く、双方にとって最悪の結果となる。どちらの戦略を取るべきかは、相手の出方次第であり、難しい問題である。」 とのこと。

今までの自分が経験した交渉(大した交渉の経験はないが・・・(;^_^A )を振り返ると、ハト戦略で行くことが多いかな?とも思うし、でもあの時は、タカ戦略で行ったな? とも思ったり、ゲーム理論を知識として知らなくても、自然にやっていたのかな~ と思ったり(;^_^A

読んだ本には、「ピザ店の顧客獲得競争ゲーム」「協調ゲーム」「男性と女性の争い」「ペナルティキック」「クールノー寡占市場」「公共財の供給ゲーム」「オークション」等のゲームの例が分かりやすく説明されていて面白かったです。何やら数式も出てきて理解できない部分もあったので、再度読み直してみようと思います。

                       
僕と話していて、「北田さん、勉強が足りないね!」と思うところがあったら(勉強嫌いなのでたくさんあると思います)、遠慮なく教えてください。
よろしくお願いしまー--す!

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