新卒はロマン!中途は?

大変お世話になっている会社の社長さんと意見交換をした話題です。

社長さん:「新卒はロマン、新卒社員にとっても私にとっても! 中途はリアル・・・。」
北田:「リアリズム? 言おうとされる意味はわかります。」

新卒採用って、社長にとってもワクワク!

「社員がどんな風に育って行ってくれるか?楽しみ~!」
「将来の会社の屋台骨を背負ってくれる人材になって欲しい!」
「自分も社員と一緒に成長していくぞ~!」
「自分も社員に負けないように、どんどん前へ引っ張っていくぞ~!」 etc.

新卒社員もワクワク!

「いろんなことに挑戦していくぞ~!」
「一生懸命働いて、会社に貢献したいし、自分も成長して行きたい!」
「世の中の人達が喜ぶ製品・サービスを創るぞー!」
「憧れの先輩のようになりたー-い!」 etc.

「ロマン」とは、コトバンクによると、

「感情的、理想的に物事をとらえること。夢や冒険などへの強いあこがれをもつこと。」

まさしく! 社長も新卒社員も、自分が描く理想に向かって突き進む! 真っ白なキャンパスに絵を描いていくような感じでしょうか?

一方、中途採用は、「リアリズム(現実主義)」と言ったが、もしかしたら「リアルガチ」の方が近いかも?と思いつつ・・・。

中途採用って、社長(企業)にとってもドキドキ!

「今の課題を解決していく力になってくれる人か?」
「新卒には無い経験を持って、より意味のある働きをしてくれるか?」 
「新卒よりもスピード感を持って事業に貢献してもらえるか?」 
「できるだけ採用に失敗したくない!」 etc.

中途社員にとっても、ドキドキ!

「この会社で活躍ができるのか?」
「自分が求める環境があるのか?」
「自分が成長(キャリアアップ)していけるのか?」 
「自分がやりたい仕事ができるのか?」 etc.

どちらも、今までの経験をベースに、より確実性のあるステージに進めるか? が重要であるので、やっぱり「リアルガチ」がピッタリかもしれません。

そして、「中途採用の仲介をしている僕らってどうだろう?」と考えてみた時、紹介そのもののプロセスはある意味「リアルガチ」だと思っています。候補者も求人企業側も結果的に「Yes!」or 「No!」の選択肢しかなく、結論がはっきり出ます。ただ、これだけでは面白くなくて(僕がそう思っているだけかもしれません)、

「この人はこの会社でどんな風に活躍してくれるだろうか?」
「いずれは事業の中核になる人材に成長してくれるだろうか?」
「この人が入社することでこの会社はどんな風に変わって行くだろうか?」
「この会社はこの人をどんな風に活用していくだろうか?」
「この人の採用が会社の事業拡大にどんな影響を与えるだろうか?」etc.

紹介後も「その人と企業がどう成長して行くのか?」しっかり見届けることが大切で、そこに僕らの仕事の「ロマン」があると思っています。

皆さんの色んなご意見も是非お聞かせください! 

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