何とか部下には成長して行ってもらいたい!

「何とか部下には成長して行ってもらいたい!」

そんな強い思いを持った人とお話する時間を頂きました。
僕と食事をしている最中でも、部下からの電話やメールで報告や相談が入ってくるようでそれへの対応が大変そうです。

「異業種から転職してきた部下がいて、元の会社では実績を上げていたので自信とプライドを持っているのは良いんですが、そこから抜けきらないというか、新しいやり方や考え方になかなか目が行かずに、結局本人が苦しむことになってしまっているんです。」

北田:「同じような話をよく聞きますし、『もし自分が異業種に転職したとしたらどうだろう?』と考えると、やり方を変える怖さだったり、それに失敗して迷惑を掛けてしまうことを心配したり、自分がやってきたことが通用しないということで自信をなくしたり、色々考えてしまうことも理解できるように思います。ただ、そのままでは何も解決しないことは確かで、本人が行動に移すしかしかないんですよね。」

「上司としては、もっと積極的に相談してもらいたいし、周囲のやり方を真似してくれたり、何かのキッカケで吹っ切れてくれると良いのですが、自分も部下が動きやすい雰囲気や環境を作っていかないといけませんね。」

北田:「採用した側からすると手取り足取り教えなくても実績を上げてくれる人が良いのでしょうが、採用する側の体制・環境もあるし、仮にそんな人が居ても『それならうちの会社に来なくてもどこかで活躍してるだろう』と思わないといけないかもしれません。」

「その通りなんです。うちのような会社はなかなか採用も難しくて、だからこそ今のメンバーには何とか成長して行ってもらいたいし、そのためには自分の時間をどれだけ使っても良いと思っています。それが自分のミッションの一つでもあるし、それが会社への貢献に繋がると思っています。」

北田:「この話題になると『上司と部下、どちらが教育しているのか、どちらが鍛えられているのか、わからないよねw』っていつも話すんです。本当は上司が部下に鍛えられてるかもしれません(笑) 親子も同じだと思います。」

食事が終わった後、彼は職場に戻って行きました。
体調には十分注意してうまく頑張って行って欲しいと思います。

上司と部下、互いに鍛え合って成長していけると良いですね!!!
皆さんの会社のこともお会いした時に教えて下さい。

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