2023/10/10
求人の希少価値をアップさせよう!?
カテゴリー 北田勝久、王道を往く!|ブログ
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ここのところ(8月頃からでしょうか?)、人材を探している企業さんからの問合せが増えてきたように思います。弊社の場合は大きな宣伝活動はしていないのですが、どこかで弊社のことを知ってご連絡を頂くようです。本当にありがたいことです。その中には大手エージェントや転職サイトで募集をすれば簡単に集まると思われる東証プライム企業さんもあったりするので少し驚いています。
「大手エージェントや転職サイトを利用しても、自分達が探している人材と出会えなくなってきたんです。自分達で声を掛けてみたりもしているんですが・・・。」
「他社との比較で負けちゃうのかもしれませんが、断られることが多くなりました。」
「連続して、『今の会社に残ることにしました』という理由で断られました。『キャリアの健康診断』というCMが影響しているのでしょうか?w」
「いろんなエージェントや転職サイトを利用しているのですが、以前に比べて応募者が少なくなってきたんです。」
「A社の人の応募が多いのですが、何かあったんでしょうか?」
「ヘッドハンティング会社を使って探してみたんですが、上手く行かなくて・・・」
「今の転職市場はどんな感じなんですか?何かアドバイスないですか?」 etc.
現在の転職市場は完全な売手市場と言いますが、正確には「優秀な人にとっては売手市場」だと言って良いと思います。
これはいつの時代も同じなんですが、企業さんもなかなか求める人材が集まらないので、色んなエージェントや媒体に求人を露出して必死に募集をするのですが、それが裏目に出てしまってるのでは?とも思うのです。
候補者の方々からすると、
「この求人いろんなところで見かけるよね。何かあるのかな?」
「この求人ずっと出ているよね。人材が集まらない企業なのかな?」
「求人がたくさんあり過ぎてどれが良いのか?どれが自分にマッチするのか?わからない。」
「合格するかどうかわからないけれど、有名企業から応募して行こう!」
「エージェントは『どんどん応募しましょう!』というけれど、今の仕事も忙しくてそれに対応する時間もないし・・・。」 etc.
と自社のことをじっくり検討してもらう前にリリースされてしまったりしているのでは?とも思うのです。
そういう企業さんには、むしろ今は、媒体に露出するか否かや、リファラル採用の検討も含めて、露出する媒体や期間、自社のことをより理解してくれているエージェントに絞って依頼したりして、転職希望者にとって『希少価値のある求人情報』として見てもらえる環境での募集にすべきだと思っています。
採用を希望する現場(事業部)には「早く探してくれ!人事は何をしているんだ?」とせっつかれるかもしれませんが、『急がば回れ!』の精神で、やってみませんか? 是非ご検討下さい!(;^_^A
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