絶滅危惧種の後継者を探す!?

突然の連絡です。
「〇〇社当時はお世話になりました。20年越しですが、現在の会社も人材不足で・・ふと思い出し御社名を検索していたところ、なんと・・・ご近所さんなんですね!懐かしく思い連絡しました。」

早速、オフィスへ訪問すると、私の顔を見た途端に
「北田さんもじーさんになったね!www」
「お互い様でしょ!www」
そんな会話も心地よく、どんなビジネスをされているのかと聞いてみると、そりゃ難儀な注文だよな~と誰でも思うようなお仕事のようです。

ゼロから最先端技術を使って作り上げるのはある意味簡単だけれど、一度作って既に社会に利用&定着しているものの課題(安全性や効率)を解決するのは一筋縄では行きません。
オフィス、工場、物流倉庫、建設現場、建設機器・装置、トンネル、病院 etc. 設置するスペースがない、利用できる機器がない、劣悪環境である、納期が短い、人の命に関わることもある、現場に行くこともできないこともある、どこに頼んでも断られる、etc.そんな、特注も特注のビジネスです。

自分ではんだ付け、旋盤で加工したり、レーザー加工したり、治具を作ったり、利用する機器さえも手造りしてしまう。もちろん、回路設計、機構設計はお手のもの!ソフト開発だって!
苦労しているはずなのに、いつも楽しそうに!面白そうに!お仕事のことを話してくれます。

「『この仕事面白い!』っていう人材を連れてきて欲しいんです。」
「そんなスーパーフルスタックエンジニアはなかなかいませんよ!」
「別にスーパーじゃなくても、フルスタックじゃなくてもいいんだよ。それを目指したい!という人でいいんだよ!」
という会話をしつつ、同じ匂いがある人のことを思い出し、お引合せをしてみました。

この方もかなりのスーパーフルスタックエンジニアであると私は思っているのですが、その彼から出た言葉が
「〇〇さん、絶滅危惧種ですね!」
私は思わず
「うまいこと言うね~www ブログネタに頂きます!」
と言ってしまったのですが、さらに彼は
「日本の製造業、特に生産技術力が弱っているのは、こういう人材を大切にしていない、いろんな場面で助けてもらっているのに安く使おうとしているんです。」
と熱く語ってくれました。

「絶滅危惧種」とまで言わせたこの人の技術を継承して行ってくれる人材を探します。
絶滅させてはいけません! 自薦、他薦、問いません。「その仕事のお話を聞かせて!」という人がいらっしゃいましたら気楽にご連絡下さい。
お会いできるのを楽しみにしています!

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