経験不問!?

時々こんな質問を受けることがあります。
「『経験不問』という求人はどのように考えたら良いのでしょうか?」

ちょっと意地悪な私は
「誰でも良いってことですよ。この会社の事業の役に立ってくれる人であれば誰でも!」
と答えるのですが、そんな風に言われても困りますよね(^_^;)

通常は応募資格に「法人営業経験3年以上」「上場会社での経理経験」「自動車部品業界での開発経験5年以上」「50名以上のプロジェクトマネージャー経験」「管理職として部下のマネージメント経験」「事業部長、役員経験」etc. とあるので、自分がそれにマッチしているかは求人票から大凡の判断がつきます。
一方、「経験不問」というのは応募する側にとっては雲を掴むような感覚にもなってちょっと悩ましいのだと思います。

では、「経験不問」としている求人企業さんに、どういう人材が良いのか?聞いてみると、

「会話の引き出しが多い人が良いですね~」
「自分のことを自分の言葉で表現できる人が良いですね~」
「何よりも会社の事業や考え方に共感又は興味を持ってくれているのが前提でしょうか?」
「質問の内容が的を得てる人というか、私達の仕事の核心をついてくる人がいいですね。」
「面接で会話のキャッチボールが進むような人が良いですね。」
「まずは学ぼうとする姿勢が感じられる人がいいですね~」
「明るくて前向きに仕事をしてくれそうな人なら歓迎します。」etc.

実は紹介する私達にとっても悩ましいことでもあり、

「この会社の事業や考え方に共感又は興味を持っているのかな?」
「経験のないことに挑戦した経験がある人かな?」
「経験のないことを理解しようと教えてもらったり勉強をしたり努力できる人かな?」
「いろんなことに臨機応変に対応できる人かな?」
「予想外のことが起こっても冷静に対応できる人かな?」etc.

と色々考えます。

でも求人企業さんの状況や仕事内容によって色々なケースがあるので、「経験不問」の求人を見て

「よっしゃ!自分にも大きなチャンスがあるぞ!」
「せっかく転職するのだから思い切って未知の世界に挑戦してみるぞ!」
「業種や職種に拘らずどこでも活躍できる人材になってみるぞ!」etc.

というような前向きに捉える人がいたら是非ともお会いしたいです。
こういう人が私は大好きなのかもしれません(^_^;)

「経験不問」についてお会いした時に意見交換ができれば嬉しいです。

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