複数の正解探し!?

ある部長さんとのお話です。

Aさん:
「北田さんたちの仕事って難しいですよね?何が正解かがわからないことが多いのではないですか?」

北田:
「そうですね。求人企業が求める人材を採用できればビジネスにはなるのですが、果たしてその人がその会社で活躍するのか?事業に貢献することができているのか?その人にとってハッピーな転職なのか?というところまで考えると悩ましくなります(汗)眠れなくなります(笑)」

Aさん:
「そこまで考えなくても、『その人を採用する』『その会社に転職する』と決めたのなら、あとは当事者同志の努力の問題だと思いますよ。それよりも、求人票と経歴書だけのマッチングではないように思うのです。例えば、応募資格を満たしていなくても採用されたり、話してくれていた希望条件が揃っていなくても転職を決めたりすることがあるでしょう?そこには、もっと他にもいろんな要因があるんじゃないですか?」

北田:
「そうですね!応募資格も希望条件も、様々な環境の変化によって状況が変わることももちろんですし、求人企業さんも候補者の方々も全てを私達に開示してくださっているのではないですから、『これが正解!』 と思い込まないように頭を柔軟にさせておくようにしています。・・・が、これもなかなか難しかったりします(汗)どうしても応募資格と希望条件が・・・(笑)」

Aさん:
「ビジネスも同じです。『正しい答えが1つ』 ということが少ない、いや、むしろそう考えるのは危険です。市場環境や顧客ニーズ、競争状況などたくさんの要因が重なる中で最適解は複数存在することがほとんどです。また、組織内で多様な意見が出なくなったり、変化することへの拒否反応が出てきたり・・・。『唯一の正解』を求めるよりも、状況に応じた『複数の正解』を見つけることが重要だと思います。」

またまた勉強になりました。
こういう、いわゆる「壁打ち」をしてくださる人がいると、自分の意識から抜けていたことを思い出させてくれます。1つの正解を見つけるのも大変だけど、「正しさは1つじゃない」という視点を忘れないようにします👊


サクラの開花宣言も出て、もうすぐ迎える新年度のテーマは「複数の正解探し!」です。引き続きどうぞよろしくお願い致します😁

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