企業人としての総仕上げ~経験を次世代へ~

Mさん(49歳)  総務/消費財メーカー

仕事への思い

私は新卒で入社した会社から、一貫して同じ業務に取り組んできました。
転職する際も、業種は変わりましたが、職種はずっと変わらずに続けています。

同じ業務を長年続けてこられたのも、その業務が好きであり、やりがいがあったからです。

そして何より、自分自身の成長のために「もっと経験を積みたい!」という思いがあり、また、それらの経験値から会社に貢献していく、という自負を持つことができていたからかな、と思っています。

一方で、50歳を目前とし、残された企業人としての時間をどう生きていくべきかということも考えるようになりました。
自身の成長だけではなく、自分の経験や知識を次の世代に伝承(というと大げさですが)していくことが重要なのではないかと。

そのような中、会社の体制変更もあり、そんな想いを実現することが困難な状況になってきました。

その時、真っ先に頭に浮かんだのが北田さんでした。

12年前からのお付き合い

北田さんとは12年前に関東から関西へUターンを考えて転職活動していた時に出会って以来、ずっとお世話になっており、今回も相談させていただきました。

そもそも私の従事している業務は特殊であることもあって、なかなか求人に巡り合えないのです。

しかし、これも北田さんの強い想い(と強運?)に導かれたのか、ほどなくしてまさに私の希望に合致する会社をご紹介いただくことができました。

苦手な面接へのアドバイス

書類審査は、北田さんに、私の今までの経験を先方にうまく伝えていただけたこともあり、無事に通過できました。
が、 ”面接がうまくいくのか” という問題が私の前に聳え立っておりました。

自分で言うのもなんですが、書類審査の通過率は高いと自負していましたが、経験上、面接がうまくいかないため、「面接」に対して、非常に苦手意識を持っていました。

そんな私を見かねたのか、
「面接はお互いを理解するためにあるのだから、『何をしてきたのか』という単純な事象を話すだけではなく、『そこでどう思ったのか』『その時どうすべきだったのか』など、相手が自分に期待していることに対して自分自身の考えも伝えること。
また、相手が自分に何を求めているのか(何をさせたいと思っているのか)を聞き出すことが大切なんだよ」

との金言を授かり、自分自身のこれまでの経験を棚卸しながら面接対策をすることができました。

企業人としての総仕上げに向けて

企業と求職者のマッチングを真摯に考えておられる北田さんのおかげで、今回の転職の目的(企業人としての「総仕上げ」)が達成できそうです。

次の職場でも引き続き頑張ってまいります!
本当にありがとうございました。

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コンサルタントのコメント

ご自身の仕事にプライドを持って臨んでおられ、経歴書からもその実力を十分に感じ取れる反面、相手に思いを伝えることに気を遣い過ぎるために、うまくいかないこともあったと思います。
そんな経験全てを転職先でぶつけて欲しいですし、それだけに留まらずさらに進化して行って欲しいと思います。応援しています。

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