入社”1年半”での再転職

Aさん(32歳)海外事業企画/大手素材メーカー

転職した会社は純白のホワイト企業

新卒で日系大手食品メーカーに入社後、営業、マーケティング、海外勤務(営業戦略)と幅広く経験しました。

業界の中ではハードで、ともするとブラックと言われかねない環境でしたが、仕事は楽しく人に恵まれた1社目の生活でした。

その後、外資大手食品メーカー社に転職しました。

外資ということもありコンプライアンスもしっかりしており、いわゆる「ホワイト」で働きやすい環境でした。

それでも入社半年後には、”転職”という言葉がちらつき始めました…

”安易だった”と言わざるを得ない1回目の転職

2社目に関しても前述した通り、何不自由の無い環境で、特に人に恵まれて仕事に取り組んでいました。
・・・にもかかわらず再び転職を考えた理由は大きく分けて2つです。

1つ目は本社(海外)から遠く、経営に携わる機会が少ないこと。

そしてもう1つは求めていたグローバルではなく”ドメスティック”な環境だったことです。

ただ、よくよく考えるとこの2つの現実は当然のことです。

グローバル本社には、リージョナル本社→日本本社→所属部署(営業)という多くのレイヤーが存在し、日本は現地法人なので、あくまで日本国内でビジネスを完結させることが求められているからです。

この点を深く考えず、「外資」、「高収入」、「スマートでかっこいい」等の表面的な理由で安易に転職をしてしまったのだと気付きました。

やりたいことが出来る環境を求めることの大切さ

そして、前述した、経営に直接携わりたい(近い位置で仕事がしたい)ことと、グローバルな環境に身を置きたいという2つを軸に、2回目の転職活動を開始しました。

大手エージェントの当たり障りのないアドバイスに辟易していたところ、北田さんから連絡を頂いたのです。

直接お会いしてお話を伺い、前述の2点が叶えられる案件を2件ご紹介頂きました。

1社は、(これまで所属した様な)大企業の案件と、もう1社は、会社の規模は大企業より小さくなるけれど、社長直轄の様なポジションで経営に近い位置で働ける案件でした。

結果としては前者の大企業の案件の方へ進むことになりましたが、これまで考えたことも無かった後者の案件も非常に魅力的で、毎晩どちらに進むか悩む日々が続きました。

結果、2回目の転職活動に関しては、自分の「やりたいこと」が出来る環境ということを
第一に考え、幅広く検討し、次の企業に進むという決断をすることが出来ました。

この人たちと働きたい

決め手としては、グローバルな環境に身を置けることと、最低限の給与(福利厚生)を前提とした上で、社風や人柄という部分で判断しました。

社員の方の、ビジネスを拡大して行く!という気概を強く感じ、面接のフィードバックでは自分の改善点の様なウィークな部分も指摘して頂きました。

この環境であれば着実に自分も成長でき、純粋にこの人たちと働きたいと思いました。

なのでこの選択には心の底から納得しており、その陰には北田さんの存在がとても大きいと感じています。この度は本当に有難うございました。

在籍期間が短い転職について

最後に、私の様に在籍期間が短い状況で転職を考えている方が少なからずいらっしゃると思います。

私もその点がネックになると思い、活動を始めることを躊躇していましたが、理由が明確であればその点は全くマイナスにはならないと今回の活動を通じて痛感しました。

むしろ、自分の求めることが、現所属の企業ではどうしても実現出来ない場合は、1日でも早く動くべきだと思います。

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コンサルタントのコメント

正直、この企業を選択すると思っていませんでした。
もし大手企業を選択するにしても他エージェントから紹介された会社の方が待遇も良かったですし、こういう決断をして頂いたということは、本当に最後の最後まで悩まれたんだな、と推察しています。

今回で3社目となりますので、しっかり地に足を付けて、会社への貢献、ポジション・役職・年収のアップに、中長期的な視点で取り組んで頂き、いずれは役員を目指す心意気を持って頑張って欲しいと思います。応援しています!

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