2025/09/16
世界陸上に感動する!
カテゴリー 北田勝久、王道を往く!|ブログ
タグ
皆さんも世界陸上を観ていますか?
昨夜も棒高跳びのデュプランティス選手の世界新記録に、国立競技場が大いに盛り上がりました。
午後11時近くになるのに席を立つ人はいない、とTVのアナウンサーが話していました。
私は高校時代に陸上競技(短距離)をやっていました。
同級生から
「北田は何が楽しくてグランドをぐるぐる回ってるんだ?」
と何度も言われたので、
「陸上をやった人でないと理解できないのでは?陸上をやってみればわかるよ!」
と勝手に思っていました。
なのに、世界陸上では、陸上経験がなくても、観ている人をこんなに感動させたり、胸を熱くしたり。
もちろん、世界のトップアスリートだし、競技の時間帯(他国で開催の時は時差があって観ることができない時間帯もある)も関係しているかもしれませんが、「なぜ感動するのか?」 をちょっと考えてみました。
陸上は他のスポーツとは感動の種類が違うように思います。
最初に浮かぶのは、競技のシンプルさ、単純さではないでしょうか?
「走る」 「跳ぶ」 「投げる」 のどれもが、誰もが一度はやったことがある動きで、「自分にも頑張ればできそうなこと」 の延長に思えてしまうけれど、トップアスリートは桁違いに速かったり、力強かったり、美しかったりして、自分との差に圧倒されてしまうからだと思ったりします。
もう一つは、トップアスリートそれぞれの「物語」だと思います。競技を始めたきっかけや、苦しんだ時期、怪我からの復活、国を背負うプレッシャー、家族や仲間やコーチへの思い、etc.
ここに至るまでの長い時間があって、詳しい事情を知らなくても、大会での一瞬のパフォーマンスに、凝縮された人生の重みが伝わってくるからなのではないかと思います。
そして、国籍や言葉も関係ない、同じ場所で、同じタイミングで、全力を尽くす姿であったり、スタートラインに立つ時の緊張感、メダルを取った時の爆発的な喜び、負けた時の悔しさや涙、ライバルと称え合ったり、笑顔で次の挑戦を口にしたりするアスリートもいます。それが、競技としてだけではなく、自分と重なって見えたりするのだと思います。
結局のところ、アスリートのひたむきな姿、限界に挑戦し一瞬で力を出し尽くす姿を観て、「自分も頑張らなきゃ!」と思わせる力をもらっているのだと思います。
・人類はいったいどこまで速く走れるのだろう?
・人類はいったいどこまで跳ぶことができるのだろう?
・人類はいったいどこまで投げることができるのだろう?
高校時代、同級生を感動させられなかった自分は、もっとひたむきに、力を出し尽くす姿を見せられていなかったのだと、今頃になって反省(笑)
世界陸上もまだ始まったばかり!もっともっとたくさんの感動をもらえると思います。
その感動を仕事も含めて日々の生活へのエネルギーに変えて行こうと思います👊
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m


カテゴリー
タグ