どんな言葉も負けてしまう!

大谷翔平選手が、50本塁打50盗塁を達成した時、試合の実況中継をしていたNHK BSテレビのアナウンサーの言葉です。解説は、元日本ハム 田中賢介さんだったと思います。大谷選手が50号本塁打を打ったあと、アナウンサーと田中さんの沈黙の時間があって、その後に「どんな言葉も負けてしまう!」という言葉で表現されました。

偉業とか、異次元とか、漫画の世界とか、コントの世界だとか、いろんな表現をされているけれども、どんなに言葉を尽くしても、大谷選手が実現していることの本質を表現するには不十分で、言葉の限界を感じたりもするのですが、一方で、大谷選手への強い敬意の表現だと思いました。

さて、なぜこの言葉が私の心に残ったかというと、「言語化ができる範囲でいるうちはまだまだ未熟なのではないか?」 とも思ってしまったことにあります。
他の人達に正しく伝えたり、理解してもらうために言語化は必須ではあるけれども、言葉で全てを表現できていると結論付けてしまうと、それ以上のことを理解できずに終わるし、成長も止まってしまうんだろうな~ と・・・。
先々週のブログにも書いた 「マニュアルは最低限の底上げ!」 とも通じるものがあります。

言語化力が乏しい私が言うのもお恥ずかしいのですが、言葉で表現できない領域にどう挑戦して行くのか?が、とても大切だと思いました。挑戦しながらまた言語化できる部分が出てきて、さらに言語化できない領域へ挑戦していくという繰り返しが、自分の成長に繋がって行くのだと・・・。
きっと大谷選手はかなりのところまで言語化(理論化)できていて、さらに高みを目指しているのだと勝手に思っています。

ようやく秋の気配が近づいて来ているように感じます。
大谷選手に元気をもらって頑張って行きましょう!!!

追記:
石川能登地方の豪雨災害において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
TVニュースを観るのが辛いです。

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