人生の点と線がつながった転職

Eさん(64歳)取締役(非常勤)/学術研究情報サービス会社

出会いのきっかけ。

ご紹介いただいた会社は、いわゆる業界のよく知る会社と言うことで20数年前から様々な形で私も存じ上げていた会社でした。まさか自分がこの年齢になって合流することになるとは思いませんでした。

紹介いただいたきっかけは、独立以来いろいろお世話になっているビジネスパートナーさんが北田社長と懇意にしており、そのお話の中で偶然「こんな人いませんか」という会話から出てきたそうです。

これは面白いぞ!

独立して以来4年、こちらの会社のような規模への顧問業やコンサルティングを既に何件かやっていたことがありますので、期待される役割等については理解することができ、すぐに「これは面白いぞ」と言う確信に変わりました。

「人と会社」という点、「ご縁」という線が思わぬ形でつながり、面として広がっていく不思議さを、この転職ほど実感したことはありませんでした。

そのご縁をていねいにサポートいただいた北田さんのプロフェッショナリズムにも敬服いたします。

驚きや戸惑いと、共感。

社長・経営陣との面接を何回かするうちに、業界を離れて数年のうちに、業界の市場構造やメジャーなプレイヤーも大きく変化していることに正直驚きやや戸惑いを感じました。

私自身も外資IT企業に30数年勤めた経験からパソコン、インターネットの台頭、オープン化そしてクラウドなど市場も売るものも全く変わったのを何度か目の当たりにしております。紹介された会社の業界でも、まさに時代の変化の中で次のステージを目指すのだという社長の強い熱意に強く共感いたしました。

年齢は気にしすぎない。

私自身は現在64歳ですが実は最初にした転職は42歳の時で、最後にした転職は57歳になっていました。

実は外資系の会社と言うのは年齢自体をあまり気にしないことも多いです。
実際、面接でも年齢を聞かれた事は圧迫面接のネタとしてはありますが、採用条件として言われた事はほとんどないので、今回は実は候補者の想定年齢としてはオーバーしていたと言うことを聞いて少々驚きました。(笑)

同年代の方々へのアドバイスとしては、まずは自分から年齢を気にしな過ぎないことです。年齢について気にする会社は勝手にしますので(笑)

「もう何歳だから」とは自分からは思わないことです。そこは先方の採用方針もありますので経験豊富な北田さんのアドバイスを信じることがポイントです。

年収にはこだわりすぎない。

年収についてはいろんな考え方があるかとは思いますが、現在は情報が溢れており仕事内容や会社の規模・経営状態そして業界を勘案するとほぼ一定の範囲(いわゆるクオータイルモデルなど)に収まります。

自分を高く評価してくれるところに行くというのは当然としても収入を最優先の条件にするのは少し違うと思います。

採用する側での経験もありますが、年収条件に強くこだわる人は、その後入社してもあまり活躍しない傾向があった気がします。
条件についてはきっちり自分の希望を伝えたあとは、こちらも北田さんのアドバイスを信じましょう。

かなり極端な例ではありますが知人で500人規模の会社幹部・役員を歴任している方は、転職の都度「最初は平社員で入社させてください。」と頼んで3社ほどですべて本部長、取締役となり、卒業しています。

真似はできませんがこのマインドは見習いたいです。

北田さんと知人のおかげでつながった点と線。これに感謝しつつ、貢献し、一日も早く結果を出していきたく。

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コンサルタントのコメント

初めてお会いして以来、「今までも年収に拘ったことはないんです。企業さんの売上と利益に貢献できれば、成果を示せれば、1年後にはきっとアップしてくれるでしょうから!自信があるわけではなく、できなければもらえなくて当然です。」とずっとおっしゃっていたことが、とても印象に残っています。

経験したことのある業界とは言え、時と共に大きく変化していますので、ご苦労もお掛けすると思いますが、是非よろしくお願い致します。

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