Uターン転職活動記

Cさん(40歳) 社内情報システム/素材メーカー

大阪へのUターン

これまで15年東京で働いていましたが、実家で一人暮らしをしている父の将来的な介護を見据え、大阪の実家へUターンするために転職を考えました。

また、現職の社風があまり自分に合っていなかったのか、働きながら肩身の狭い思いをしていたというのも理由の一つでした。

システムエンジニアを生業としており、IT系企業を希望していたのですが、いざ転職活動をしてみると、やはり東京に比べて大阪の求人は圧倒的に少なかったです。

とにかくエントリー!

ただ、その中でも社内SE職やコンサルティングファームなど幅広くエントリーをし、少しでも気になった求人にはアタックして行きました。

40社ほどエントリーしましたが、中には内定が出てもお断りしようと思っていた企業もあったので、結果的には、志望度の高い企業に絞ったほうが効率良く活動できたと思います。

エントリーした数が多かったことで、非常に苦労したのは、面接日程です。

選考結果をなるべく同じような日程で出してもらうため、面接日程を固めて1日数件ずつ、二週間程度に詰めて面接をこなすのには本当に苦労しました。

面接回数が生んだ効果

第一志望の企業は大阪に本社を置くメーカー系企業です。

ちょうど自身の年齢層にマッチしており、社内でのミッションがこれまでの経験を活かせそうなポジションでした。
また面接官の方の人柄にも惹かれ、社風も良さそうでした。

その企業に面接をして内定をいただきました。

おそらく、これまでの経歴を買って頂いていた事もありますが、他社を含め、面接を数多くこなし場数を踏んだことで、自分の長所や考え方をうまくアピールできるようになっていた事が大きかったと思います。

ちなみにこの企業はオフ・ビートの北田さんからの紹介によるもので、まさに自分にとっては運命的な出会いでした。

エージェントも色々

今回の転職活動で、計15社のエージェントとやり取りをしました。

その中には、最初に数社案内しただけで連絡がない方、特定の企業しか案内してくれない方もいました。

その一方で、職歴や志望に沿った企業を紹介してくれて、面接の度に企業からのフィードバックをくれる方もいました。

エージェントにも色々な方がいるので、エージェントとは複数やり取りし、上記のような優秀なエージェントを見つけることも転職活動をする上では重要だと思いました。

Uターン転職

面接時から期待されている感じは受けていたので、就職後は周囲の期待に応えられるよう精一杯頑張ろうと思います。

コミュニケーションを密に取りながら、チームでプロジェクトを推進していくことを得意としているため、そのような雰囲気づくりをしていきたいと思います。

また、東京と大阪で働き方やコミュニケーションの取り方に違いがあるかと思いますが、うまく吸収しながら早く社内の空気に溶け込めるように心がけたいと思います。

冒頭に書いたように、今回は、家族の介護を見据えたUターンを最重要ポイントとして転職活動を行いましたが、結果的には、自身の経験を活かせる企業と出会えました。

たとえ、働く場所が現在と異なる場所であっても、希望をもって転職活動されることをみなさまにもお奨めします。

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コンサルタントのコメント

初めてお話した時の
「個人プレーよりも、コミュニケーションを密にとるチームプレーが得意」
という言葉が印象に残っています。

さらには、IT人材ということで、多くのエージェント・企業からのコンタクトに
対応するのは、嬉しい反面、とても大変で、ご苦労もあったのではないかと推察しています。

今まではサービス(SIer)側での仕事でしたが、転職先ではユーザー側での
仕事となり、視点も大きく変わって戸惑うこともあると思いますが、
是非頑張って下さい。応援しています。そして、お父様を大切にしてあげて下さい!

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