この一歩は自分次第|40歳の転職

Eさん(40歳)スクラムマスター/ITサービス会社

スクラムマスターという存在

新卒で今の会社に入社し、システム開発において、下流から上流までひと通りこなしてきました。近年は上流や管理が多く、それはそれで大変な業務でした。

そんなときにスクラムマスターという存在に出会いました。
現場ではまだまだ浸透していない職種でしたが、それでも少しずつ認知してもらえるようになりました。

このままでいいんだろうか?

一旦は会社の指示で出向となり、2年後に元の会社に戻りましたが、なんとなく違和感を感じるようになりました。

信頼していた先輩が転職をするということで話をするうちに、
「40歳でもまだ間に合うのではないか?」
「ずっとこのままでチャレンジもせずサラリーマン人生を終わらせていいのか?」
という疑念を持つようになりました。

自分が何をしたいのか自問自答を繰り返したのちに出した答えは、
そうだ!スクラムマスターを極めたい!でした。

いざ、転職活動。

そうはいっても転職活動などしたことないですし、なんなら新卒のとき以来、自己分析などもしてきませんでした。

やり方も分からずとにかく手当たり次第転職サイトに登録。経歴を入力・・・。
しみじみいろいろやったな、と。

いろいろ経験できたことはとても感謝していましたが、この先もこれだと身体が持たないとも思っていました。

きっかけ

北田さんから連絡をいただいたのはそんな時。
スクラムマスターを探しているとのことでした。
北田さん曰く「スクラムマスターってよく知らないんだけどさー。」

それを聞いて、この人は正直な人だな、と。それが私の中で何かが変わった瞬間でした。

ここからはトントン拍子で目標転職先が決まり、それに向けて毎週のように北田さん、前田さんとお話をさせていただきました。

ときには他で受けていた転職先の不採用の相談もさせていただいたり・・・。
それでも北田さん前田さん両名は嫌な顔ひとつせず、すぐに電話で対応していただきました。

もうこのときすでに私は北田信者でした。悪い意味ではなく、本当にいい意味で信頼していました。

これで悪い結果であってもまたいい話があるだろう、今はタイミングが合わなかっただけだと腑に落ちる感覚がありました。

一人じゃない

無事に転職先が決まりましたが、退職時期に関して現職と折り合いがつかず、揉めることがありました。しかし、こんなときも北田さんには即対応していただき、「自分は一人で戦ってるわけではないんだ」と、再認識しました。

そうです、転職活動は一人じゃないんです。
信頼できるエージェント、家族、友人がいればなんとかなるのです。私のように40歳を迎えていてもです。

転職を振り返ると…

コロナ禍の転職活動は難しいと勝手に思い込んでいましたが、オンラインという手段が当たり前に使われるようになった分、むしろいろんな人いろんな会社いろんなエージェントにすぐに出会えるいい機会でした。

多様性の世の中になっていますので、世界を狭めないためにもアンテナは常に張っておきたいと再認識させられる転職活動でした。

この活動は誰でもできる経験ですが、この一歩を踏み出せるかどうかは自分次第だと思います。

踏み出したらきっと北田さんが箱根駅伝の監督のごとく後ろから声をかけてくれるはずです。笑

Facebooktwitter

コンサルタントのコメント

真摯に仕事に取り組む努力家で、それも独りよがりではなく会社や顧客を見ながらそれに立脚した努力をされている方だというのが私の印象です。

他に受けていた企業から不採用の連絡に「理由がわからない!」と悩んでいらっしゃったことも印象に残っています。

スクラムマスターという仕事の幅と質をどんどん広げて行って頂ければ嬉しいです。
箱根駅伝の監督になったつもりでしっかり応援させて頂きます。 スクラムマスターのことももっと勉強します(;^_^A

TOP