プロの目利きで決めた、新しいキャリアへのチャレンジ。

Eさん(51 歳)事業プロモーター/大学

北田さんとは20年ほどのお付き合いですが、私自身の転職で初めてお世話になりました。

今回の求人も当初、私ではなく「誰か周りにいませんか?」というご連絡でした。
仕事の内容にはとても興味があったので、おそるおそる「私でもエントリー出来ますか?」と伺うと、早速にお返事が来て、面談をアレンジいただき、選考が進み、無事に転職が決まりました。

北田さんには心から感謝しています。(やっと北田さんの“売上”になって嬉しいです!)

転職先は、大学の事業化推進部門のスタッフとしての採用です。
バイオやIoTなど研究室でうまれた知財を企業へのR&DやJVなどおカネにしていく部署です。
なので、私のベンチャーでの実務経験、起業経験をかっていただきました。

これまでコンサルタントとして、ITベンチャーの戦略立案や、クラウドサービスの導入コンサルなど、小さい会社で企画も営業もマネジメントも広く手掛けてきた経験を、今後は事業プロモ―ターとして活かしていくことになります。

50代を前に自分を振り返る

私は30代で起業して、それ以降いわゆる普通の転職活動をしたことがありません。
”普通の”とは、エージェントに登録して面接し転職するという一般の活動です。

いつも近い方のご紹介やお誘いで仕事に就いてきました。
仕事の内容はマーケティングを主軸にしながら人材育成や組織マネジメントもカバーできる、(ベンチャーでは重宝されますが)よく言えばオールラウンドプレイヤ―、悪く言えば器用貧乏です。
また経営者に近いポジションでないとヤル気が沸かない(笑)という悪い癖があり、エージェントの方にお世話になることは出来ないと思い込んでいました。

請われるままに仕事につき、働いてきたのですが、50代に突入する前から残りの人生で何を残せるのか、自分の軸は何かを自問するようになっていました。

会社が無くなる!独立?転職?

そんなタイミングに勤務先の会社が分裂の危機に陥り、今の会社に残るか、個人で仕事を請けるか、まったく違う会社に転職するか、決めなければいけない事態になりました。
最初は、個人で複数社と契約をしてコンサルを続けていこうと思い、営業を始めました。仕事がどんどん決まっていく訳ではないものの、何とか生計が立てられるかなという感触はありました。

しかし、80歳まで働くと仮定したら残り25年。
個人でコンサルを続けて何が残せるのか?それが人生でやり抜きたいことなのか?という自問が湧いてきて、独立だけでなく転職も考えようと思い始めたのです。

きっかけは「Eさんのような人がいいな~」の一言

そんな時、ふと思い出したのが、北田さんからの「誰か周りに興味ある人はいない?」というご連絡でした。

メッセージの最後に「Eさんのような人がいいな~と思っています」と書かれていたことを思い出し、ヘッドハンターの方が仰るなら、ダメ元でいってみよう!とご連絡を取ったことが、今回の転職のきっかけになりました。

当初の求人要件では、バイオやIoT、知財の専門性が必要で私のキャリアでは無理でした。
しかし大手企業のアクセラレータプログラムのコーディネートや多くの経営者と働いてきた経験から、スタートアップの経営支援、事業を新しく生み出すダイナミックさは挑みがいがあると感じ、やってみたい!という気持ちが自分の背中を押しました。

全く新しい環境へのチャレンジですが、プロの方の見立てを信じて頑張っていきたいと思っています。

北田さん、本当にありがとうございました!

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コンサルタントのコメント

初めてお会いしてから20年近く経過してしまいました。
この間、いろんな場面でお会いすることもあって、僕の方が、Eさんから教わったことが多いように思います。

今回の求人をもらって、最初に頭に浮かんだ何人かの内の1人がEさんでした。
ITベンチャー企業での経験、ご自身での起業経験などきっとこれらの経験が役に立つと思っています。
民間企業とは異なるカルチャーもあって、戸惑うこともあるかと思いますが、是非よろしくお願い致します。 応援しています。

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