働くのが待ち遠しい。

Fさん(46歳) 法務部長/エレクトロニクスベンチャー

転職のきっかけ

会社の経営体制が変わり、今後の自分のキャリアプランの見通しが立ちづらくなったことが今回の転職を考えたきっかけです。
但し、処遇や人的環境には非常に恵まれていたため、”よほど行きたい先があれば”、というようなスタンスで転職サイトに登録しました。

面接に至るまで

複数のエージェントさんから、(現職では部長職なので)大小様々な組織の部長職のご紹介を頂きました。
いくつか応募した案件もありましたが、なかなか「これ」と思うような先はありませんでした。

一方、以前より友人の話などからスピード感のあるスタートアップ企業での仕事に興味があったのですが、これまで20年以上培ってきた電機・化学メーカーでの経験が十分に活かせるスタートアップ企業はなかなかないのでは、とも思っていました。

そのような折に北田さんからスタートアップ企業、且つ技術力を持つメーカーの法務総務責任者のポジションをご紹介頂きました。

ポジション紹介と言っても、企業と知己のあった北田さんが私の現職と前職の経歴を見て、「求人票が出ているわけではないが経験が十分に活かせると思うし、指向にも合うと思うので、私の経歴書を先方に見せてもよいか」というマッチングのような形での打診でした。

ご紹介頂いた先はもともと知らない企業でしたが、企業のプロフィールで技術分野、将来性、規模(今後大幅に拡大計画)を確認し、大変興味を持てる先であったため、経歴書の提出をお願いしました。

面接から内定まで

経歴書の提出からほどなくして一次面接の案内がありました。
採用面接なので自分のアピールも重要だと思いますが、非上場企業であり、公開されているプロフィールが限定的であったため、自分なりに周辺業界について調べたうえで、こちらから確認したい事項・質問を予め用意して臨みました。

面接はオンラインでしたが終始スムーズなコミュニケーションで終えることができました。
これは既に先方の私に対する期待が固まっていて、それを確認する場という位置づけ、つまり企業と転職者の性質やニーズを把握した北田さんによる「地ならし」ができていたおかげではなかったかと思います。

最終の社長面接も、社長の”事業にかける想いを伺う場”という感じで進みました。

ここまでのやり取りを通じて、私が就職する会社に求めるものは経営者の熱意や覚悟といった部分が大きいのではないかという気づきがありました。
そのため、この面接を通じ、全く迷うことなく「この方たちと働きたい」という気持ちが固まり、気持ち的に後戻りするのが難しい状態になっていたので、内定を頂いたときにはホッとしました。

転職活動を終えて

複数回の転職経験があり、これまでも、そのたびごとに、結果的には良い転職だったと思えるような幸せな会社人生を歩んできましたが、こと、今回の転職においては「働くのが待ち遠しい」と思えるような非常に前向きな気持ちでの転職となりした。

このような出会いの機会を頂けたことに大変感謝しております。


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コンサルタントのコメント

求人企業さんから、仕事に対する真摯な姿勢、高い専門性、新しい仕事・変化に対しての前向きさや拡張可能性を高く評価して頂きました。
また、面接の場で、「ベンチャーでは、培ったキャリアを活かし、お母さんのような存在として関わりたい」 とおっしゃっていて、そういうスタンスが事業確立に向かって成長過程にある自分達の会社と凄くマッチするのではないかと、求人企業さんが強く感じたそうです。
Fさんのキャリアの中で2度目のベンチャー立上げになりますが、是非力になって頂けると嬉しいです。応援しています!

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