2023/12/18

第二の人生のスタートラインからー転職活動振り返りー

Nさん（35歳）　総務／大手専門商社

感じるジレンマ

転職を考えるきっかけとなったのは、現職への不満と不安でした。

私は新卒で入社した会社のバックオフィス部門に12年間従事し、そのお陰で幅広い業務知識とマルチタスク能力を身につけることができました。
しかしながら、IT化・DX化による効率化の推進や現職の業界を取り巻く外部環境の変化等を受け、今後企業人として活躍するためには自身の能力を更に高めていかなければならないことを強く感じていました。

一方で、現職では人に仕事がつく環境や縦割りの社風、形式論にこだわった業務の進め方等、会社の成長や業務改革を阻害する要因が多く、これらにジレンマを強く感じたこともあり、自身のキャリアアップと社会に貢献できる環境を求めて、転職活動を開始しました。

いつしか転職することが目的に

転職活動は人生で初めてということもあって、最初は大手転職サイトのエージェントに言われるがまま活動を進めていました。
しかしながら、選考を何度か受けた時に、”転職することが目的”　になってしまったような印象を持ち始め、本来何の為に転職したかったのか見失いかけた時期がありました。

そこからは当該サイトとエージェントとは距離を置き、自発的に活動することは少し抑えて、スカウトを待つスタイルに変えることにしました。

オフ・ビートの北田さんに初めてお会いしたのは、そんな時でした。

1社目は見送り

結論から申し述べると、この時にご紹介いただいた求人に応募し内定をいただくことができましたが、見送りの決断をいたしました。

理由は、転職先は自身の成長に繋がる環境ではあったものの、妻や子どもとの時間を犠牲にする可能性が高かった為です。そう判断することができたのは、北田さんとの面談を重ね、その会社の良い面も悪い面も包み隠さずお話いただけたことによります。
転職後のミスマッチを防ぐ為にも、この点は、転職活動をする上で非常に重要な要素だと思います。

その後も定期的に何度かご連絡をいただき情報交換を重ねていたところ、今回の転職先企業の求人を頂戴しました。

求人票がすべてではない

その企業の求人票を見たとき、自分では要件的に厳しいと感じお断りしようと思っていました。　しかし先方に確認をとっていただいた結果、私のスキルでも問題ないとのことで応募することといたしました。この点は非常に意外でした。求人票の内容がすべてではない、北田さんと企業がしっかりとコミュニケーションを取れている証拠でもあると思います。

その後、トントン拍子に話が進み、内定の運びとなりました。

選考中も、面接前と後に電話やZOOMで面談のお時間をいただき、アドバイスや自身の考え方の確認等、色々とフォローしていただきありがたかったです。

転職活動で大事なことは。。。

転職活動で重要なのは、転職して何を実現したいかを明確にし、そこをブレさせないこと。
そしてそれを理解して伴走支援いただけるエージェントの存在です。

今の会社の中にいるだけでは、見えない景色もあると思います。転職するしないに関わらず、エージェントと情報交換するだけでも自身のキャリアプランを考える一助になるはずですし、より良い支援者（エージェント）を見つけることで、自身が納得できる転職が実現できるものと感じています。

今の世の中は転職することは当たり前のこととなり、転職サイトも無数に存在します。
今まで多くのエージェントとお会いしましたが、面談が事務的に終わり大量の求人票を送ってくる方、希望とは異なる求人を紹介してくる方、求人1件のみ紹介して以後の連絡が途絶える方等々、様々でした。

そんな中で、オフ・ビートの北田さんに出会えたのは私にとって本当によかったです。
私の考えを理解していただき、その上で長期的に支援していただけました。結果として、私が転職して実現したいことをすべて叶えることができました。本当に感謝しております。

第二の人生のスタートライン

今回の転職で思い描いていたキャリアプランを実現することができましたが、これがゴールではありません。第二の人生のスタートラインだと考えています。

初めての転職ということもあり、また現職よりも厳しい環境であるためプレッシャーも感じていますが、挑戦する気持ちを強く持ち、愚直に頑張っていこうと思っています。

今後、転職という形で北田さんにお世話になるかは分かりませんが、定期的に情報交換を行い、自身のキャリアプランをブラッシュアップしていけたらと考えています。引き続きよろしくお願いいたします。

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